「頭がいいですね」って言う人

「頭がいいですね」

「頭がいいですね」

こう言われた時、皆どう思っているんだろう。

素直に嬉しいのだろうか?

このセリフに違和感を感じた事はないのだろうか?

 

「○○さんは頭がいいんですか?」

こんな事を聞いてきた社員がいた。

○○さんとは、私の事である。

そしてその○○さんである私に、こう言う風に聞いてきたのである。

 

非っ常~っに、奇妙な質問であると思う。

では…と、「はい、頭がいいです」とキリリとした顔で答えておいた。

すると、これまた奇妙な反応を返して来る。

「そうですか…」と神妙な面持ちで、納得及び承諾をしたような空気を醸し出したのだ。

頭良すぎて頭悪い

私に向かって「あなたは頭がいいのですか」などと、トンチキ極まりない事を聞いてきたこの社員。

国立大学卒の社内一高学歴な社員である。

社内一高学歴と言っても、地方国立程度の学歴を持つ人間など、どこの組織にもいる。

しかし、ここにはほとんどいないのだ。

そのため、周りのバカ私立大を出た社員達に持て囃されてしまい、それが原因でだいぶおかしくなっているようにも見える人物だ。

 

この社員がどうして、こうんなトンチキな質問をしてきたのか暫くして分かった。

私の言う事を聞き入れず、私の言う事は間違えていなくても否定するというスタンスをとっていた。

それが『私は頭がいい』という情報を与えると、それらの行為を突然止めたのだ。

「頭がいい」という情報をインプットすると、それをデータとして認識し脳内にて処理をするらしい…。

どうやらこいつ…『頭が良すぎて頭が悪い』系のようだ。

たまにいるな…こういう奴。

頭のいい人というジャンル

「頭が良すぎて頭が悪い人」という人は、意外と見分けがつけやすい。

  • 頭のいい人
  • 頭の悪い人

この2つのジャンルを完全に固定化して持っている。

そういう生物がこの世に存在していると信じて疑わない性質の持ち主だ。

 

この手の人に「あんた、頭良すぎて頭悪いよね」なんて言った日にゃあ、多分頭がショートして煙が出ると思う。

完全な1ビット思考の元で、物事全てを受け取ってしまうため、時々本当に頭から煙を出しているような時もある。

頭がいいとされるジャンルの人に対し、強い内集団バイアスを持つ。

頭が悪いとされるジャンルの人に対し、強い外集団バイアスを持つ。

そして、それらをそのように扱うという行動を取る。

 

学歴が低い私を頭の悪いとされるジャンルとして扱い、「私は頭がいいです」というおふざけ発言を真に受け頭のいいとされるジャンルに振るい分け、そしてそのように扱い始める。

この手の人の行為は何を考えているのか丸分かりではあるのだが、理解するのは難しい。

分かるけど、分かってやる事は不可能なんです。

 

アホと賢こは紙一重。

こんな表現がお似合いだろうか。

「自分は頭がいい」という怨念

「頭がいい」という判断基準で測られながら育ってきたのだろうか?

「自分は頭がいい」という怨念めいた感覚を常に持っている。

 

「あなたは頭がいいですね」

こんな事を言ってくるのも、自分は頭がいいので頭の良し悪しの見定めができますよ的な事を周りに表明したいだけに過ぎない。

頭のよい自分しかこういった事の認定は出来ませんよみたいな。

 

こういう事を言ってくる奴は、大抵「お前に言われたない」と思うような人物だ。

頭良くない奴に限って、こういう事を言ってくる。

頭良すぎて一回転しちゃって、頭のクソ悪い事を言い出した奴か、頭悪すぎてそのまま頭の悪い事言う奴のどっちかだ。

 

自分を頭がいい賢い人であるという設定にしたがる。

そして同時に、他者を頭のいい人と頭の悪い人に、常にジャンル分けするという作業に勤しむ。

お前だけはジャンル分けとして完全なる『頭の悪い人』だ。

認定してやる。

何かしらの定義が無いと物事の判断ができない

どうして『頭のいい人』と『頭の悪い人』というジャンル分けをして、その定義に基づきそのように扱いを変える必要があるのか?

こういうそもそも疑問に思われるような行動を取る自分に気付けていない。

 

そいういう行為を働く人というのが、決して頭のいい人などではなく、自分を頭のいい人に見せる事に必死になり過ぎアピール行為にまで及ぶ衝動的な行動しか取れない人である事だけがよく分かる。

自分の行為が周りの人からこのように見られている事すら分からないような人が頭がいいなんて…あるはず無い。

 

定義付けがないと何事においても判断が出来ない。

このような性質の持ち主であるのが分かる。

他人が与えてくれる『絶対倫理』は理解できるが、自分で考えなくてはならない『状況倫理』に超弱い。

状況による自己判断が出来ないのである。

状況適合能力が欠落しているだけなのである。

頭悪い疑惑

「あなたは頭がいいのですか?」

頭が良すぎて頭が悪い社員がどうしてこういう奇妙な事を聞いてきたか。

それは、他の社員が私の事をそういう風に言っているのを耳にしたから、それをいちいち阿呆のように確認しに来たのである。

 

再び、この頭が良すぎて頭の悪い社員が質問をしてきた。

「あなたは頭がいいのですか?」

以前と全く同じ質問である。

しかしながら、前回とはニュアンスが違うのだ。

 

前回の質問は「学歴もまともに無いけど、本当は頭がいいのですか?」という意味だ。

今回の質問は「前に頭が良いと言ったが、それは本当なのか?」という疑惑に基づく質問だ。

どうやら、周りの社員が私の事をアホ呼ばわりしているようである。

頭が良すぎて頭の悪い社員がいると、周りの社員が何を言っているのか、手に取るように分かる…。

コメントを残す