やる必要のない仕事…やな、コレ

やる必要のない仕事をしている

やる必要のない仕事というのは確実にどこの会社にもある。

日本の企業にはとにかく多い、この『やる必要のない仕事』

あり得ない事に、自分が今そんな仕事をしてしまっている状況下にある。

 

転職先では『残業を減らそう』という風潮が強くなっており、私は他の社員の残業を減らすべく、色んな業務を引き受けている。

男女問わず、全ての部門の仕事を細々と渡されている状態である。

そんな業務の中、『やる必要のない仕事』が自分の業務になってしまった。

やる必要のある人とない人

そのやる必要のない仕事を私に引き継いできたのは女性社員である。

業務でやり方を変えるという会社の方針から、新しい業務が発生したため忙しくなったようだ。

そのやる必要のない仕事というのは、全くやる必要がないわけじゃない。

生産に直結した社員の手間を軽減する事を目的としているため、完全に「要らない」と否定もし切れないのだ。

しかし…私にはそう思う事が出来ない状況。

 

私にはその業務が必要がないというのが、どういう事かと言うと…。

私に業務を引き継いできた女性社員というのは、体質的な理由でどうしてもできない業務というのがあり、業務を幅広く熟す事が不可能なのである。

そんな体質の彼女は、周りの社員のために自分が何をしてやれるかという気持ちが強いようだ。

そのため、業務は繊細で正確。

細部まで作り込む事で、彼女は自分の脳力を人並にまで押し上げている。

そういう環境下の中で生まれた業務なのである。

 

やってあげられるのであれば、なお良いですねという感じの業務なのである。

出来なきゃ、生産部門の社員が自分でどうにかしろ的な…。

例えるなら…段ボールにみかんが入ってるのを数えて、段ボールに個数を記入してあげてる…みたいな感じかな。

それが、もっと複雑になった感じだわ。

やらなくてもそんなに負担も大きくなく、やってくれてると仕事がやりやすい…みたいな、そんな業務。

でも、そこまで細かくやっても、誰もそこまで参考にはしていない書類だったりする…。

 

彼女にとってはやる意味のある仕事。

彼女がやるのであれば、他の社員は「やってくれるとありがたい」という感覚になれる。

でも、私がやるとなるとやる意味のない仕事になってしまう。

それはなぜかと言うと、彼女の体質的な欠陥を私が業務上カバーするのも業務だからだ。

あまり細かい事までは、やると負担が大きいのだ。

 

業務上の負担を誰かにカバーしてもらっている立場の彼女には、その業務は引き受ける事が可能である。

カバーしてもらっているから、自分が出来る事で他の社員をカバーしているわけだから。

自分にできる事が人より少ないという環境下にあるため、自分で出来る仕事を探してやっていたのだろう。

しかし、その彼女の負担を担っている私にとって、その業務は二重負担となり必要のない物に成り下がる。

紛れもない『やる必要のない仕事』なのだ。

 

でも、それを放棄する事が出来ない…。

これを放棄して無くしてしまうと、彼女のやってきた事を否定してしまうからだ。

出来る業務の幅が狭い人にとって、自分がやってきた事を否定されるのは辛いだろう。

彼女がやってくれると、社員の負担軽減になる。

でも、私がそれを引き受けると負担が倍増するのである。

だけど、『必要のない仕事』だと、言えない…。

『やる必要がない仕事』を彼女自身が認識して中止してしまえばいいのだが、それも自分のやってきた事を否定する事になってしまうため出来ないのかも知れない。

残業を減らそうという中…

残業を減らそうという風潮の中、この必要のない仕事を引き受けた自分が何とも言い難い。

彼女がやれば、他の社員の業務負担の軽減になるのだが…。

私がやると、私が残業する事が始まる可能性もある。

正直、事務所の中で私が一番忙しい。

最初は慣れない仕事で手一杯という感じだったが、今は…誰よりも忙しいんだが。

 

なんてゴチャゴチャ考えている中、とりあえずどうにかこうにか一通りの業務は熟せるようになってきた。

仕事のやり方も覚えて、自分なりに熟すようになってきた時ふと気づいた。

 

私は管理職がやっていた業務も引き継いでいるのだが、その私に業務を引き継いだ管理職が、会議ばかりしていてほとんど事務所にいないのだ。

業務の負担が軽減した途端、する必要のない会議をやたらと始めたのだ。

する必要が無いのは何となく発した一言で分かった。

「俺スンゲー、怒られちゃってんだけど」

本社の手ブラで暇を持て余す背広組がやりがちな叱責に、ウェブ会議という通信を通して巻き込まれるという業務に勤しんでいるようである。

彼がやっているのは紛れもなく『やる必要のない仕事』である。

しかも、私に業務を引き継いで、業務負担を減らした途端にこんな事始めるのかよ。

 

さらには、社員が休み始めた。

これまで多忙を1人でかなりカバーしてきた社員が、私が仕事を覚えた途端にやたら休むようになった。

彼は私に対して、依存心を向けてくる事がよくある。

1人で抱えてきた負担がかなり大きかったようだ。

管理職がどれだけ忙しくても、手を貸してはくれない環境であるのを見ていると、その彼の気持ちも分かる。

管理職に対して逸物持っているのも分かるし、体質的に狭い範囲の業務しかする事が出来ない女性社員のカバーも、全て彼1人の負担だったようだ。

 

周りの社員に対する不満はかなり大きいようだ。

通常管理職がやるべき業務も、不在が多い管理職の代わりに熟してきたようで、職場での立場が低いにも関わらず、責任が大きな業務を完全に管理職に転嫁されてしまっている。

見ている限り、要領がとても良く仕事の早い彼は、管理職全員に頼りにされているのを通り越して、依存心を向けられているっぽい。

その依存心を重荷に感じているのも表情に時々表れる。

 

そんな不満の憂さを晴らすために、休暇を取っているように思えて仕方がない。

私に対して申し訳なさそうな表情をするのだ。

その申し訳なさが後ろめたさになって、事もあろうに私に休むという事を言わないのだ。

言わないというか…言えないっぽい。

これは…いただけない。

他の社員や管理職には伝えているにも関わらず、彼の業務をたくさん分担している私に肝心な事を言わないとは…。

逸物持っている相手の管理職や社員には、休むという事を突き付けたいのだろうが、業務が降りかかってくるのは私だぞ。

やる必要のない仕事は自己満足で熟す

彼は突然、自分の仕事の段取りを付けると、いきなり早退した。

その突然の早退を、管理職たちはよく思わなかったようだ。

早退した直後、彼のやった仕事でミスが発覚した事もあり、入社して間もない私が彼の代わりに業務を負担しているのを見て何か思ったのかも知れない。

彼の事を「もうちょっとしっかりして欲しい」なんて言い始めた。

 

社員を「もうちょっとしっかりして欲しい」なんて言っているのは管理職っぽいセリフかも知れない。

でも入社した時から、管理職の彼に対する依存心は相当なものだった。

業務把握は全て彼に聞くという手段をとっていた。

何でもかんでも彼よがりだった。

自分では何も把握する気が無いのが分かるような聞き方だった。

 

そして、職場で一番多忙な彼に、私の教育を投げつけたのだ。

「彼は凄く仕事がデキるからね。全部彼に教えてもらいなさい」

さらには、

「もっと、彼に色々聞いて仕事しなきゃダメだよ~」

なんて、多忙な彼にさらなる負担を促す始末…。

こいつが天手古舞状態なの、分かんないのか?

 

この彼がこれまで天手古舞状態で頑張って来れたのは、自分の自己満足が根源かも知れない。

会社で一番仕事がデキる自分だったり。

何でも把握している自分だったり。

会社で一番仕事が早い自分だったり。

この仕事は自分しか出来ないという状況だったり。

会社中の人から頼られている自分だったり…。

でも、とうとう彼の不安定な自尊心が崩壊した。

 

頼られているんじゃなくて、他の社員の依存心を受け止めてだだけ。

何でも把握しているんじゃなくて、何もかもをやらされてただけ。

仕事が早いのは、多く抱えた仕事を間に合わさなきゃいけない状況だっただけ。

そういう状況に置かれていた自分を認識してしまったんだろう。

彼の業務には、する必要のない仕事が多く混在していたのも事実。

周りの社員の甘え友言える依存心が彼の業務を大幅に増やし、彼がやる必要もない仕事を大幅に増やしていた。

自分の自尊心が一気に他者への不信感へと変換された。

やる必要のない仕事が生まれる時

やる必要のない仕事が生まれるのはこういう時のようだ。

依存心を持った依頼者に対して、引き受けた者が依存心を持ち始める。

依頼する者の依存心は『甘え』

引き受けた者の依存心は『自尊心』

この人は何でもやってくれるという甘えに対して、自分は頼られているという自負を持ち始める。

この人の心理状態が合致すると『やる必要のない仕事』が発生し、継続する事により業務と勘違いし始める。

会社にとって必要な仕事ではなく、自分にとって必要な仕事になってしまうのだ。

やる必要のない仕事は、特定の誰かに必要な仕事だから、他の人には『必要のない仕事』だとみなされるという事。

やる必要のない仕事のパターン

よくあるパターンが上記に挙げた例である。

やる必要のない仕事は、年増の社員が自分より目下の社員に指示を出す事で始まる。

事に女性社員というのは、男性社員に認められたいという思いが強いようで、そういった要らぬ仕事を抱え込んでしまう。

要らぬ仕事を抱え込んで男の前で良い顔をして、自分の株を上げようとするような女のいる職場では、要らぬ仕事があちこちに分散され山のように存在している。

自分がやるのが面倒だと感じた事を、男というのは女をお母ちゃん代わりにしてやってもらおうとするのだ。

こういう男に頼られる女というのは、お母ちゃんに作ってもらった弁当を職場に持参してくるようなタイプで、自分で物事を熟す力がない。

そのため、職場の目下の人間にその要らぬ仕事は押し付けられる。

 

デキない男が、認められたい病の女にどうでもいい事を全てやってもらおうとするんだよ。

そして、自分はやっても意味もなければ、結論も出ないような会議に勤しみ始める。

意味のない事は、責任が生じないからな。

やる必要のない仕事が散在している企業は、いる必要のない人間が上に立っているという事だ。

 

自分は部下や他の社員に仕事をやらせる側の人間だと思い込む社員が多い。

何もかもを他人に押し付け、自分は引き継いだなどとぬかし、業務を手放したがる。

年と共に、業務から無関係の人になる人間は多い。

会議ばかりしている社員は、間違いなく『社内失業者』だ。

会議を止めさせたら、やる事が分からず椅子に座っているだけの人になるのは目に見えている。

何かやり始めたと思ったら、再び要らぬ仕事を自分で作り始める名人だ。

 

管理職の肩書きを持ち始める40代くらいが、一番失業状態の者が多いのはそのせいだろう。

要らぬ仕事を自分がやらせている事すら、会議に必死になっているから知らないんだろう?

要らない仕事が社員から社員へと、脈々と引き継がれたり押し付けられたりしているのも知らないんだろう?

そもそも、社員達がやっている業務なんて、会議ばかりしていたから分からないんだろう?

要らない仕事の存在で、社員達がどういう状態になっているか知らないんだろう?

お前、ホントは会社の事何も知らないんだろう?

 

自分が面倒だから人にどうにかしてもらおうと感じた事は『やる必要のない仕事』だ。

自分に関与している業務を関与していない社員にしてもらう時点で、手間が二重に掛かり始める。

現場で現物の在庫を数える業務を、面倒だからと事務所内の人間にデータ上で数えてもらい、それをわざわざ書類に起こさせ、現場の現物と数が合わないと混乱している。

やっている事がアホ過ぎる。

自分が関与している日々やる業務を、関与していない人間にまとめてやってもらって、自分だけ納得してるって…終わってるだろ。

パソコン使いこなせない社員は、パソコンで作り込んだ書類を上司に渡したいだけなんだよ。

アホな奴って、人が作った書類は賢そうだから好きなんだよね。

やる必要のない仕事って、自分だけが納得したいって心理状態の時に発生するんだよ。

 

男に認められたいからとアホな男のお世話をし始めたら、それは紛れもなく『やる必要のない仕事』だ。

元々、大した仕事もしていないような雑用男からしょうもない仕事を引き受け、自分を良い女だと褒めてもらおうと期待しているダメ女。

ダメ女はダメ男をますますダメにしていく。

そしてダメ男はヒマを持て余し、会議を開き始めるんだよ。

ダメ男が開催する会議なんて、内容がダメに決まってるだろ。

そんなやる意味ない会議に必要な書類を作らせ、大量にコピーさせている。

やる必要のない仕事だろ。

 

やる必要のない資料作りをやらせる上に、自分は会議ばかりで何もしていないという事は、自分がやるべき仕事は全部平社員がやってくれているって事だろ?

『いる必要のない人間』がいると『やる必要のない仕事』が大量発生するんだよ。

業務で自分が熟せる範疇が狭い社員だっている。

そういう社員のカバーを、なぜ出来ないんだ。

事務所にいる時ですら、他の忙しい社員が動いてくれるまで見てるだけに徹している。

 

昇進試験なんて自分推薦で管理職になるような奴は、いまここで自分がやる事すら判断できない。

使えんな…とにかく、使えん。

認めてください病を患ったような奴って、やる必要のない仕事を作り出す名人だな。

やる必要のない仕事って、人の気持ちが作ろうとしてるんだよ。

金を生む仕事じゃなくて、気持ちを満足させるための仕事だ。

互いに依存心を相手に向けた、共依存行為だ。

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