会社にとって必要な人間は会社にとって不必要な人間

お前は会社にとって必要の無い人間

「お前は会社にとって必要のない人間だ」

「お前は誰からも必要とされていない」

若い頃、こういう事を延々と職場で言われた事があります。

 

これを言って来たのは、40歳目前の中年の男。

私は学校を卒業して1年ちょっとという年齢。

まだ会社の年配の人とのコミュニケーションも、他の中年のようにうまくは出来ない年頃。

挙句の果てには「お前は会社の人達から嫌われている」

こう言われても、好かれているなどという根拠のない自信も持っていないため、こういう事を言われ続けると誰でも滅入ってきます。

 

で、結局退職にまで追い込まれたのですが、退職してから他の社員が私の敵討ちをしてくれたという噂を聞き、自分が嫌われているわけじゃないとハッキリ気付いた。

退職したのは「嫌われている」からじゃなくて、その人物のお陰で仕事がデキる環境じゃなかったから、好かれていようが嫌われていようが辞める事にはなったと思う。

職場の人に好かれても意味ないし。

その男の存在に滅入るのが退職した理由だ。

自分は会社にとって必要な存在という願望

この私に嫌がらせをしてきた中年が、なぜそんな事を私にしてきたか分かるだろうか?

この人物は社員からやっかまれており、経営者から再々「辞めろ」と言われていた。

そう紛れもなくこいつが「会社にとって不必要」と認定された人間だったのだ。

この男が「辞めろ」と言われているところを、私は入社1か月もしない時に既に目撃していたのだ。

そんくらい、いらない人だったのだ。

 

『お前はいらない人間』

こう人からハッキリと口に出して認定されてしまうと、人ってどんな行動を取ると思います?

自己肯定をし始めるんです。

自分で自分を肯定するようになる。

しかも、状況が過酷であれば過酷であるほど、自己肯定は過剰になっていきます。

 

この中年男性社員の自己肯定の方法は、私を「会社にとって必要のない人間」に設定して、自分と置き換えたのでしょう。

また、他人を「必要のない人間」と位置付ける事で、自分を「必要な人間」というポジションに置く事が出来るからでしょう。

そういう気になれるだけであって、自分で自分を誤魔化しているだけに過ぎません。

自分は会社にとって必要な人間か?

『自分は会社にとって必要な人間か』

こんな事ばかり気にしている人というのがいます。

これは、なぜかというと、自分に自信がないから。

職場での自分の行いが自分で自信の持てるものでは無いという人。

 

そして、そんな「必要な人間か」を気にしている人というのが、人に向かってこう言います。

「お前は会社にとって必要のない人間だ」

「会社にとって必要な人間になれ」

自分の事を他人とすり替えて、自己肯定に走ってしまった人がこのセリフを吐く傾向にあります。

必要な人間を求める心理

「会社にとって必要な人間になれ」

こういう事を言う人物には特徴があります。

仕事がデキない。

仕事がデキるような口だけは、いっちょ前に叩くのですが、行動を見ていると何もしていないし、何もしようとしない人ほどこのような事を言います。

 

このセリフはどういうつもりで言っているのかと言うと、

  • こいつより立場のある人間でありたい
  • 自分が仕事から逃げるために、代わりにやってくれる奴が必要
  • 他人を「デキない奴」に設定すれば、自分が「デキない奴」にされにくい

あまり仕事がデキず能力の欠如が目立つ人間というのは、狡いマネして生きてきています。

そういう生き方しか知らないんです。

小さい頃から、とにかく何をやらせてもイマイチなんです。

他人を利用するしか、自分が生き残る術を持たないという存在。

要するに『要らない人間』です。

会社にとって必要な人間などいない

会社にとって必要な人間などいません。

そういう人間がいるという前提を持っている人がいますが、その考え自体が不思議なんです。

 

会社にとって必要な人間が自分の中で存在している人は、それは会社にとって必要な人間ではなくて、自分にとって必要な人間を見付けただけの事。

そして同時にそれは、反対の視点から見るとその会社にとって必要な人間から見ると、あなたは会社にとって必要のない人間であるという事。

正確には、その会社にとって必要な人にとって、必要のない人材だと思われているという事。

自分にとって必要不可欠な人間を求めている人というのは、何も出来ないお荷物。

じゃなきゃこういう感覚は持たないから。

周りの社員の足手まといな人材に過ぎない。

会社にとって不必要な存在

会社にとって必要な人間を常に求めている、会社にとって不必要な人間はこういう人かも。

  • 常に怒られている
  • 仕事がデキない
  • 職場の嫌われ者

常に怒られている人というのは、卑屈な性質になっていきます。

自分勝手でデキの悪い社員というのは、人に向かって「必要な人間」であると見せかけるような行為をよく働きます。

また、出来の悪くない社員でも、出来の悪い上司に意味のない叱責を繰り返され、卑屈な気持ちを他人にぶちまけ、出来の悪い社員と同じ行動を取るようになってしまいます。

 

職場の嫌われ者は多くいます。

職場で楽しそうにしているようなキャラの人ほど嫌われている傾向が強い。

他人に向かって失礼なことを言ったり、口数のやたら多い人間は失言がとにかく多い。

自分で何となく嫌われている事に気付いているのでしょう。

出来の悪い社員特有の「自分は必要な人間」発言をし始める。

他人から認められていない自分の存在に対して、自己肯定が始まるわけです。

 

自分がいなきゃ会社が回らない

こんなお門違いな事を考えている人間がとにかく多い。

そう思い込みたい願望なんでしょね。

自分がいないと仕事がすすまないように、工作を仕掛けている社員はよく見かけます。

 

それはあくまで願望をかなえようとして、欲を剥き出しにしているだけであって、自分が必要不可欠なんて事じゃない。

他人に仕事を教えるのを拒否する人間は、こんな事ばかりやってるし、自分は必要不可欠なんてお角違いな発言が多い。

会社の業務ストップさせておいて、自分は良く出来る人間なんて、誰が思ってくれる。

教育の一つも出来ない、ただの出来損ない社員だろ。

会社にとって必要な人間発言

「自分は会社にとって必要な人間」とか、人に向かって「会社にとって必要な人間になれ」とか言ってる人は、自分の事が「必要な人間」かどうか、確信が持てない人。

自分が会社にとって必要な人間だと思い込みたいだけの人。

 

こういう事言ってる人って、会社の中で不安定な存在の人が多い。

しっかりした口調で人に向かってご立派な発言をしているつもりだろうが、裏を返せばそんなパフォーマンスを他人を巻き込んでまでしないと自己の確立も出来ないし、自己肯定を自分で繰り返さないと不安で仕方ないという現れ。

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