事大主義な組織にいる夜郎自大な人材

事大主義な組織には夜郎自大な社員たち

管理職になると、

「どうして会社がこんな風になってしまうんだろう…」とか

「社員はなんであんな事ばっかりするのか…」とか

そんな事ばかり考えてしまうようになる。

 

今はもう管理職でもなんでもないクセに、またこんな事を延々と考えている自分がいるのである。

会社の空気が奇妙であり、その空気感を遵守しようとする社員達がいる。

目には見えない掴みどころのないルールがあり、社員達はそのルールに自ら従おうという自主性を持つ。

 

その目には見えないルールというのは、

『事大主義』というもの。

それは定義付けされた明確化されたルールではない。

そもそも、存在などしないはずのものである。

 

しかしながら、そんな見えないはずのルールが見える社員というのが多数おり、存在しないはずのルールに基づき行動し始める。

見えないはずのルールが見える社員というのはどういう社員かというと、

『夜郎自大』な性質を持つ社員である。

会社の中で見えるはずの無い物を見ている、ヤバい奴がたくさんいるのである。

夜郎自大が事大主義を作り出す

夜郎自大な性質の強い社員は、見ていると特定の誰かにマヌケなほどヘコヘコする。

夜郎自大な性質が強ければ強い程、ヘコヘコ具合が薄らマヌケなほど凄い。

『夜郎自大さ』と『ヘコヘコ具合』は、比例すると言っていいと思う。

 

『夜郎自大』と言えば、「自分は偉い」という勘違いが甚だしい人間の事である。

そんな自分を勘違いして生きている人間が、どうしてヘコヘコヘコるのか。

どうやら彼ら『夜郎自大』人間は、その「自分は偉い」を誰かに認定してもらわなければならないようである。

自分は偉いという書類には、色んな人の承認印が必要なようだ。

「自分は偉い」にも関わらず、独断で物事を進める事が不可能ってのもおかしな話だが。

 

「自分は偉い」さんは、「自分は偉いですよね、自分は偉いですよね?」と媚びを売る。

「ね?ね?ね?」と、しつこく擦り寄っていくわけである。

 

そして、こんな愚かな認証行為に対して、承認印を持つ者もいる。

バカバカしい行為をいちいち承認する大バカが絶対いるのだ。

 

「自分は偉い」を承認してあげる大バカ行為を働く者。

それは紛れもなく『夜郎自大』な人間。

「自分は偉い」を承認してもらおうとヘコる夜郎自大な社員を、上から目線で「自分は偉い」から承認してやるわけである。

『夜郎自大』な人間たちの行う慣習のような儀式である。

 

偉い人に認めれたいわけで~、偉くもない奴が自分を認めるなんてあり得ないわけで~。

だから偉い人に認めてもらおうと擦り寄って行くわけで~。

そんなヘコヘコ擦り寄っていく、マヌケな自分がバカにされてると感じ始めるのか~。

偉くもない奴に自分を認めさせる行為を働き始めるわけで~。

上には自分を認めてもらおうと媚びを売り言い成りになり、下には自分を認めさせようと横暴な行為を働き言い成りにさせようとする。

はい、『事大主義』な世界の出来上がり。

事大主義の本質

『事大主義』を重んじている人間の取る行動は、上と下とで全く違う。

しかしながら、その振る舞う行為こそ違うが、意味合いは全く一緒である。

上に向いて「認めてください」と言い、下に向いて「認めろ」と言っているのだ。

要するに上にも下にも「認めて」と言ってるだけなのだ。

そして、それは同時に現時点での状況は「認められていない」という事になる。

 

『事大主義』を重んじる『夜郎自大』な人間。

「もう少し頑張りましょう」という承認印しかもらえなかった系の人間であろうと思われる。

そんなに、認めてもらえない人生を送って来たのか…。

そんなご愁傷様な人間である事は、仕事っぷりを見ていれば誰もが分かると思う。

夜郎自大が作り出す事大主義な組織

夜郎自大な性質を持つ人間が作り出してしまう、事大主義な空気を持つ組織というのは、非常に危ない資質になってしまう。

偽装とか不正とか、こういう事を起こす組織の空気は、必ず強い『事大主義』であるはず。

下の意見に耳を傾けず、上からの意見に絶対性を持たせてしまうため、こうなってしまうのだ。

 

下の意見を叩き潰す事で、自分は安心感を得ようとする。

上が何を言ってきたわけでもないのに、勝手な忖度を図り誰かの指示かの如く自分の勝手をする。

事大主義な組織の中の中間あたりに位置する、夜郎自大な性質の人間が要らん事ばかりする傾向が強い。

上への対処で下の人間を利用し、下への対処で上の人間を利用するのである。

組織内で一番卑怯極まりない人間。

それは、管理職である。

 

自分と同じ夜郎自大な性質の擦り寄り社員たちに自分を守らせ、自分を大事に大事にしたがる人間。

どうして、そんなにこんな奴を大事にしなくてはいけないのか。

それは、認めてもらわなくてはいけないからであり、認めさせなくてはいけないから。

夜郎自大な人間は「認めてもらう」事に捉われながら生きているから。

 

管理職は、夜郎自大な人間が一番苦手とするポジション。

目上の者に「認められなくてはいけない」という恐怖心に駆られる。

目下の者に「認めさせなくてはいけない」という焦りが生じる。

常に不安に駆られ、常に焦りを言動にし、結果として不安定になってしまうのだ。

そして、その不安と焦りからおかしな行為を働き始めるのだ。

夜郎自大な人間の持つ野心

『夜郎自大』な社員というのは、野心が強い。

「認めてもらう」「認めさせる」これが、野心の根拠だ。

会社組織で何をどうしたいなんてスタンスは無い。

「認めて」これが、彼ら『夜郎自大』のたった一つの目的だ。

 

組織内でのビジョンや自分のスタンスを熱く語る奴もいるだろう?

それはビジョンやスタンスがあるわけじゃない。

認めてもらうために用意した道具を見せられただけだ。

 

仕事で熱い思いを持っているように見えるのは、認めてもらおう認めさせようと欲深い性質が表に出てるだけだ。

仕事に熱心に見えるのは、周りが見えていない彼ら特有の性質が、そう見えてしまうだけだ。

部下へのアクションが多いのは、自分の焦りを部下にどうにかさせようとしているだけだ。

 

野心の強い、上昇志向の強い人間。

これが『夜郎自大』な人材だ。

日本企業で一番昇進しやすい人材が、一っ番管理職に向いていない人材だ。

「認められたい」なんて子供染みた感情で会社を捏ね繰り回してくれる、いつまで経っても幼いままの人材だ。

ママに褒めてもらおうとする3歳のガキと同じような事しかしてないぞ。

 

こういう人材を人の上に立たせたら…

問題ばかり起こす『事大主義』な組織になるぞ。

事大主義は目には見えない定義付けした覚えもないルールだ。

でも、夜郎自大な社員の行動を見てれば、そのあるはずのないルールが存在しているのが見えるだろ。

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