日本の企業は人材育成のやり方を間違えている

日本企業の人材育成

日本の企業は『人材育成』だの『社員教育』だのと、なにやらご立派な事を自分たちはやっていますという風な事は言う。

しかしながら、社員達を見ていると、育成どころか情緒不安定な部分が目立つようになってしまっている。

原因は企業が行う「人材育成しているつもり」な行為だろうと思う。

 

『人材育成』『社員教育』などと言い始めると、企業は必ずこういう事をやり始める。

社員に対して課題を大量に作り出し、それを熟せと一方的に課すのである。

課題だけ突き付けたら、後は知らぬ存ぜぬ。

そして、その膨大過ぎる課題に対してこう言い始める。

「出来ていない」

今現在企業で上に立つ人間というのは、バブル入社の脳みそ筋肉バカである。

無理強いやしごき、とにかく無理をさせる事を教育だと思い込んだバカばかりだ。

 

彼ら脳みそ筋肉バカは、自分がやっているという自己満足で教育を熟したという思い違いを起こしている。

自分がやっている事で社員達がどういう反応を起こしているのかという汲み取りが出来ない。

汲み取る能力の無い、何もかもがやりっ放しの大バカタレ。

社員の自尊心を潰してしまっている

熟せないほどの課題を与え、「出来ていない」と否定する。

一昔前の日本の教育ってこんな風潮だったと思う。

これを未だにやり続けてしまうのだ。

ロクに育ってもいない自分に気が付かないような者は、このやり方を信じて疑わない。

 

自尊心とは、成功体験を積み重ねる事によって、自分の欠点も自分で受け止められるようになる。

それを繰り返し、自尊心が強固に育っていくと、どうなるかというと、

情緒が安定する。

落ち着いて物事に取り組めるようになり、物事から逃げない人材に育ってくれる。

 

情緒が安定していない人材に如実に現れる症状がどういうもの知っているだろうか。

他人を否定するんだ。

何が言いたいのかというと、教育する側の社員が否定を教育だと思い込んでいるのがどういう事かという事。

育ってないんだよ…その人自身が。

まともに育ってもない人間に、社員教育なんか任せてどうすんの?

 

社員達の自尊心を叩き潰してダメ人材にしているだけじゃないか。

人材育成が人材をダメにする原因になっているじゃないか。

既に潰れてる人材が人材教育なんかしてんじゃねぇよ。

自尊心が潰れた人材とは

自尊心が潰れてしまっている人材ってどんな人か。

特徴はあからさまなほど、よく見える。

自尊心が潰されてしまっている人材は、皆揃って同じ事をしています。

  • 物事から逃げる
  • 出来る風な口を叩く
  • 他者への否定行為が激しい
  • 人と対等に関われない

これらの行為の根源は、

自分を失ってしまっているという事。

自分中心にしか物事が考えられないのに、自分で自分が掴めていないような人になる。

物事から逃げる

成功体験の経験値が極度に少ないため、失敗してはいけないという強迫観念を持っている。

成功体験が無い人というのは、自分には出来ないという事実を自分で受け止める事も出来なくなってしまうため、自分がやった事のない事柄からは尽く逃げてしまう。

逃げるのがクセになってしまっているので、余計に成功体験の経験値を上げる事が不可能となる負のループを背負って生きている人である。

逃げる人は全ての事から逃げるのだ。

これが原因で、自分に自信の無い人になっていく。

出来る風な口を叩く

自尊心の無い人は、面白い物の言い方をする。

「自分は出来ます」とは言わず、「あいつは出来ない」と表現します。

出来るとは言いません、口が裂けても。

「あいつは出来ない」という表現をする事で、自分が出来ると周りの人に錯覚させるような物の言い方をするのです。

 

どうして、そんな周りクドイ言い方を好むのか。

それは、物事から逃げる成功体験の少ない、自分に自信の無い人だからです。

そもそも、やった事すらないわけですから、「出来る」なんて言えるようなタマじゃない。

他者への否定行為が激しい

他者に対して否定的な物言いしか出来ない。

この否定行為こそが、その人物が情緒不安定である事を証明している。

他人を否定しないと、自分の存在を肯定できなくなっている状態に陥っているのである。

 

否定ばかりされ続ける環境下にいる様な人に現れる症状だ。

自尊心を保てなくなった人や、自尊心を失って手探りで探し回っている人は必ずコレをやる。

自分喪失の人間に起きる症状だ。

人と対等に関われない

自分が勝手に目上と決め込んだ者に自発的に服従し始め、それと同時に自分が勝手に目下と決め込んだ者に否定行為を浴びせかける。

物事の判断は全くつかず、特定の人物の言う事は絶対的に正解で、特定の人物の言う事は絶対的に不正解という、あり得ないほどの判断能力の無さを発揮する。

そもそも経験値が低すぎるため、判断基準となる経験が自分の中に存在していないのだ。

 

このような行為により、彼らは自分のポジションを得ようとしている。

上と下を作り出す事で、自分の位置を決めるのだ。

自分勝手に。

大抵…間違えているのだが。

経験値低いせいで…判断能力皆無で頭悪ぃから。

 

経験値が無い判断能力を持たない自分には、答えをくれる人が必要となる。

だって、自分では答えをだせないから。

そのために必要になるのが、服従するための目上の人間。

アホみたいな答えを貰い、それを自分の意見かの如く、声高に表明する。

アホみたいな指令に「アイアイサー」とショッカーのように従う。

 

アホにしか見えないこのような行為しか出来ない自分の自尊心を保つためには、否定するための目下の人間が必要になる。

他者を否定する事で、自分勝手に人の上に立とうとするのである。

かなり、厚かましいのだが、自分で自分の存在を肯定できない人であるのだけがよく分かる。

自分が存在する人

経験値を積むきっかけを失うと、後は転がり落ちるようにダメな方へと落ちて行く。

経験値を積み重ねるのは、会社という場所ではない。

子供時分からある程度は積み重ねてきていないと、その後経験値をさらに積んでいくなんて事は不可能に近い。

 

結局のところ、物事から逃げる事だけを幼少の砌に覚えてしまっているため、社会に出ても逃げ続けるだけの人材になってしまう。

逃げれば逃げるほど、経験値は低くなる。

経験値が低くなればなるほど、自分に自信が持てなくなる。

自分に自信が持て無くなれば、そのうち自分自身を失ってしまう。

挙句の果てには、他人を利用して自分の存在を確かめるような行為が激しく現れるようになる。

同じ事ばかりを繰り返し、ダメにダメになっていくだけ。

こうなってしまった人というのは、逃げる事が自分を保てる唯一の行為。

こうなってしまった人というのは、他者を否定する事が自分を保てる唯一の行為。

その自分を保とうとしている行為が、自分自身を失ってしまう行為。

自分が確実に存在する社員

職場に自分を確実に持っている社員が1人だけいる。

一っ番、若い社員だ。

この子、何事にも一切動じない。

周りの社員達の発言にも、全く振り回されない。

 

高校を出てすぐ、この会社に入社して来た。

若いというだけで、嫌な思いをたくさんさせられていたようだが、誰にも媚びず誰にも懐かない。

会社の中で唯一、自分の足で立っている社員。

精神的に周りの社員を必要とし、寄りかかっていく他の年増社員とは全く違う。

 

この子の両親がこの子自身の自尊心が育つように教育しているのが、彼を見ているとよく分かる。

周りの無駄に年だけ食った社員達は自尊心を完全に失ってしまっている。

そんな自分が無い社員達の中で、この新入りの若い子はよく目立つ。

自尊心が無い人は失敗が受け止められない

仕事をする場で、奇妙な考え方の社員が多く存在する。

仕事で間違いがあった時、普通ならそれを伝え本人に認識させなくてはいけない。

それは業務上での教育であるはずだ。

しかし、不思議な事にこれが出来ない人が多すぎる。

 

こういう人というのは、間違いが発生した時どういう対応をするのかというと、

本人ではない他人に間違いを報告し、他人と一緒に間違いを咎めたり、自分で勝手に間違いを訂正し、腹の中でそれを恨みつらみの如く一物持ち続ける。

 

自尊心の無い人というのは、自分の「出来ない」を自分で受け止める事が出来ない。

自分が出来ないを受け止める事が出来ない人が、他人が出来ないというのを受け止める事など到底無理なのはわかるだろう。

「出来ない」「失敗」「ミス」「不可能」

これらの事柄全てを自分から全て跳ね除け拒否する性質を持つ。

これが原因で『失敗恐怖症』を患い、物事から逃げるようになる。

物事から逃げるようになると、他人がそれを出来なくては許せないという感情を持つようになり、他人の失敗を許さないという執念のような感情を持つのである。

 

職場でどうでもいいような事で何か起きると、大声を上げて騒ぐ者が多数いる。

彼らはとうの昔に自尊心を完全に失ってしまっている人である。

騒げば誰かがどうにかしてくれる。

こんな生き方を覚えてしまった人。

こう言う人は、何一つどうにもできやしない。

人材育成のやり方

人材育成というと、教育をされる側の人間を空っぽの箱だと思っている人が多い。

その空っぽの箱に、何でもかんでも色々詰め込もうとし始める。

自分が自尊心を失った判断能力を持たない空っぽな人間はそう思い込むのだろう。

 

自尊心を持つ人間というのは、自分で考える事が出来る人間である。

自分で考え、自分に必要だと思ったものは、自分から手に入れに行く。

詰め込む必要などない。

必要に応じればいいだけ。

人材育成で大事な事

人材育成で大事な事。

それは、相手の自尊心を潰さないという事。

さらに自尊心を育ててやるのが育成だ。

 

教育する側の人間が過度な要求や理不尽な行為を働き、相手の自尊心を叩き潰し、自分は教育してますとぬかす。

こういう人は、教育が順調かと聞かれるとこういう反応をする。

「どうですかね~」とか

「あの社員、イマイチなんですよね~」とか

相手を否定する事で、自分を肯定する行為に出る。

自分は出来ているけど、あいつが出来ないが始まるわけ。

自尊心が育ってもいない人が、教育する側を任されている。

日本企業で人材育成が始まると、その企業に育っている奴がそもそもいないって事だけが分かる。

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