職場の人間関係の改善を考えたら『自尊感情』に辿り着いた

職場の人間関係が悪い悪い

どこの職場に行ってもとにかく人間関係が悪い。

人の上に立つ人間が、社員の嫌味ばかり言っている。

それに一生懸命便乗して嫌味をいう社員達にも呆れる。

人事評価なんて設けた企業の社員は、他人の批評を仕事と思い込んでいる状態。

それで飯食えたら大したもんだ。

 

今の職場でそんな状況をきつく注意した。

通常、一番下っ端の私がこんな注意を管理職にしなくてはいけないなんて…。

ホント…ほとほと呆れるばかりだ。

 

それでも、職場環境は改善された。

しかし…最近になって再び変な空気が流れ始めた。

私が施した注意も半年程度しか効力が無かったようだ。

自尊感情の低さと防衛機制

職場環境が悪く、人間関係がとにかく悪い、そんな職場の社員達は皆『防衛機制』による行為を働いている。

人の嫌味をばかり言うのは、『投影』という防衛機制である。

自分のダメな部分を他人に投影して罵倒するというもの。

他人の事を言っているように見えて、実は自分の事を言っているという…何とも言い難いものである。

 

管理職が嫌味を言い始めると、途端にその管理職に意見を添わせ、一緒に嫌味を言い始める社員達。

これは、多分『同一視』という防衛機制。

自分よりも立場が高い者と自分を同じと位置付ける事で自分を満足させるというもの。

 

そして、大抵の嫌味は陰口である。

仕事の事であればフィードバックをしなくては教育や改善に繋がらない。

それを一切しないという事は、陰で因縁をつけているだけなのだ。

内容は自分の能力不足の言い訳を、他人を使ってやっているだけってもの。

防衛機制の『合理化』ってやつだ。

自分を正当化したい気持ちばかりを仕事の場で優先させているって人達。

 

毎日毎日、仕事そっちのけでこんな事ばかりに時間を費やして…その挙句に残業する。

本当にサラリーマンって、金にならない事ばかりに必死になってくれる。

会社の電話を使ってまで、自分を正当化するような行為を別の事業所の人間と一緒にやる。

「無能な自分を正当化する」

こんな事に経費を使うアホども。

これを自分の仕事にしてしまっている社員も多い。

 

嘘をついたり…人を陥れたり…自慢がしたいのか何なのか人を小馬鹿にするような行為が止まらない。

人によって態度がここまで変わるのか…と呆れるほど人を選んで態度を豹変させる。

その自分が取った態度が原因で不利になると、すぐさま態度を変えて擦り寄ってくる。

正直、気持ちが悪い…。

 

自分が無いのか?プライドは無いのか?なんて思ってたが、それが全て『防衛機制』であると気付いた時、「なぜ、そんなに自分を守ろうとしなくてはいけないのか?」と疑問が湧いた。

何から自分を守らなくてはいけないのか?

…というか、防衛機制で他人を攻撃する人間から自分を守ろうとして、防衛機制を働かせ無関係の周りの人達にとばっちりを浴びせかけている。

防衛機制で自分の身を守り、防衛機制で他人を攻撃。

どいつもこいつもが、こんな事ばかりやっているんだよ。

精神面が不安定過ぎ…。

 

社員達が取る不思議な行動が、『防衛機制』である事までは分かったが、どうしてそんなに『防衛機制』が出てくるのかまでは分らなかった。

でも、分かった。

疑問が解けたんだよ。

『自尊感情が低い』んだよ。

自尊感情って自尊心って言われるやつね。

自尊感情っちゅうもの

自尊感情とはこういうもの。

自分には価値があり尊敬されるべき人間であると思える感情のこと。

自己概念に対する自己評価の感情である。

自尊感情(自尊心)っていうものは、自分でコツコツと積み上げて来なくてはいけない。

小さい頃からの経験が元になるものである。

って事は…大人になっても自尊感情が低い人間は…どうしようもないって事か…。

 

ちなみに自尊感情って方程式がある。

「達成度/本人の願望」

自分がやろうとした事ができたかどうか。

成功体験が多いか少ないかって事かもしれない。

これで自尊感情の高い低いが決まる。

自尊感情が高い人と低いの特徴

自尊感情が高い人は困難に出会っても粘り強く努力するが、自尊感情が低い人はすぐにあきらめてしまう傾向がある。

また対人関係においては、自尊感情の高い人は、他人からの賞賛や批判にさほど左右されず感情が安定しているが、自尊感情の低い人は、ほめられるとその相手が良い人に思え、けなされると悪い人に思えるようなところがあり、感情的にも不安定な傾向がある、とされる。

私がお見受けする限り、自尊感情の低い者というのは自分よりも自尊感情が不安定な者を見つけていくようだ。

自分がバカにしている人間にならばしょうもない事を言っても恥ずかしくないという思いがあるように見える。

自尊感情の低い人は、他人から小馬鹿にされる事を恐れる傾向が強い。

だから、自分よりもバカを探すレーダーが備わっている。

自分の言う事が間違っていても「はい」しか言わないようなおバカさん。

そんなおバカさんほど、自尊感情は低い。

日本の教育は自尊感情を低くする

日本人の持つ教育の観念って、『自尊感情』が育たないと思う。

否定を繰り返し、叱責する。

やろうとしている事を制限したりと、無理矢理ねじ伏せる。

自分にとって都合の悪い事は、教育という名目で止全てめさせる。

これが日本人の言うところの『厳しい教育』

 

こういう「厳しい教育」とやらをされて育ったと自負する者も少なくない。

そしてこういう人というのは、必ず自尊心が低い。

「親から厳しい教育を受けて育った」なんて、いちいち言ってくる時点で、「自分はお前らとは違う」と勝ろう精神が窺えるからだ。

 

自尊感情の低い人というのは、事ある毎に勝とうとする。

自分勝手に勝負を仕掛け、自分勝手に勝とうとする。

自分に自信がない証拠だ。

何の確証も無いような事ばかりを口だけで言い、勝手に勝ち誇ったような顔をする。

傍から見れば、勝ってなんかいないのに、自分の中では勝っているようなのだ。

 

否定と叱責を教育だと信じて疑わないような日本人が集まった企業でも、同じ教育がなされている。

部下のやる事を否定して、呼びつけて叱責。

自尊心が培われていない上司には、仕事でのやる事が見付けられない。

自分の仕事が否定や叱責だと思い込んでしまっている。

これが原因で、ただでさえ自尊感情の低い部下の自尊感情が損なわれる。

自尊心が低い人間が行う行為は、必ず他者の自尊心を低くしてしまう。

自分の事しか頭にないような人間に、他者への教育なんて無理だからね。

 

諦めグセ、逃げグセ。

職場でもこれに準じた行動ばかりをとる社員というのがいる。

その人物をそうさせたのは、周りにいる自尊心の低い社員たちだろう。

自尊心が低い人達に囲まれると、生気を吸い取られるように自尊心は失われていく。

仕事から逃げて他人を小馬鹿にしている方が楽だから。

他人を小馬鹿にする事で、自分の自尊心が一瞬だけ上がったという錯覚に陥れるから。

 

でも所詮、それは錯覚。

やり続けないと、自分の自尊心が保てない。

だから、おかしな行為が止まらない。

多分、本人にも止められないんだろう…。

だって、自尊感情を育てられてないんだから。

コメントを残す