『実力主義』の会社ほど実力が通用しない理由

実力主義の会社のはずでは…

『実力主義』

このワードを多発する社風の企業というのがあります。

「うちの会社は実力主義だからな」

「実力主義のうちの会社で生き残れるかな」

「ここは実力主義だからな、実力の無い奴はいらないんだよ」

上司や先輩にこんな事を言われた事がある人多いと思います。

 

「この会社は実力主義だ」

そう聞かされるとそれを真に受けてしまいます。

真に受けた人はその実力主義をこういう風に捉えるでしょう。

  • 実力のある人しかいない会社
  • 役職の付いた者はかなりの実力がある
  • 実力がなければ会社を出て行かなければいけない
  • 実力があればどこまでも昇進できる
  • 実力を認めてもらえる環境

自分で実力があまりないと感じている者は恐怖を覚え、実力のある者には魅力的な環境だと受け止めるでしょう。

 

そして、その会社を数か月ほど見ていると、ある矛盾に気付く。

『実力のある者などいない…』

実力主義の会社なのに、実力のある人材がいないのである。

そして、実力主義の会社ほど、実力のない社員達で溢れている。

肩書きの付いた社員のやっている事を見れば見るほど、実力からかけ離れたような事ばかりしている…。

 

これ、なんでだか分かります?

実力主義だと宣言する人はこんな心境

実力主義だと言われた方は、実力主義だと思い込みます。

しかし、実力主義だと言っている方の人って、どういう心理状態で言っていると思います?

なんで、わざわざそんな事を言って来たのか。

なんで、いちいちそんな言う必要もないような事を言って来たのかという事。

 

「うちの会社は実力主義だからな」

こんな事を新入社員に言って来た上司の心理はというと、

『俺は実力で役職を手に入れたんだ』

そう言いたいわけ。

だからって、実力で役職を手に入れたなんて思っちゃいけないよ。

役職って、実力で手に入れるのが当たり前だからね、通常は。

 

実力で手に入れるのが当たり前の役職を、実力で手に入れたと思わせる必要がある人ってどんな人?

実力以外の事で役職を手に入れた人だって思わないか?

その上司の行動を見てると分かるだろ?

  • 擦り寄り
  • おべっか
  • 媚び売り
  • こずるい
  • 嘘つき
  • 扱き下ろし

こんな実力が備わっていない社員特有の行為を専門に働く社員じゃないか?

自分の同期の管理職と口を揃えて言う『実力主義』は、彼らが作ったウソなんだよ。

そういう風に自分を魅せなくてはいけない人達なわけ。

 

自分達の過去など知らない年下の社員の前でしか言わない。

口をそろえて皆が言うのは、信憑性を持たせるため。

信憑性を持たせるのは、それが嘘だから。

社員達が大勢でつく大嘘。

全ては、自分を立派に見せたいから。

全ては、自分を大きく見せたいから。

 

『実力主義』

これは、その言葉を口にした人の願望に過ぎない。

願望というのはつかみどころの無いものだ。

自分が築き上げた既成事実じゃない。

実力主義の会社では実力のある社員は消されます

『実力主義』だと言い張る社員達。

自分達が達成できなかった願望。

自分達が達成する事もない果てしない希望。

 

この実力主義を謳う人達の前に、本物の実力を保有した者が現れるとどうなる?

彼らは、自分の身に危険を感じ始める。

で、結果として、実力のある人間を排除する事に必死になり始める。

 

実力主義という言葉が好きな企業には、それに賛同し便乗する社員がたくさんいる。

大勢で集中猛攻撃を食らわし、実力を保有する者は排除される。

排除しないと、自分のいう実力主義の世界が崩壊するから。

 

故に、『実力主義』を謳う企業に居るのは、実力など微塵もない人達。

それが、実力主義の企業の実態。

1人の社員がありもしない実力があるかのような口を叩くと、ツバメのヒナのように全員がそう言い始める。

そして、実力主義の会社が出来上がる。

嘘も全員でつけば、まかり通せるという手法。

ポンコツ企業ほど、実力主義を唱える傾向にある。

自力じゃなくて他力に頼る

仕事において、自分に実力が備わっていると自信を持った経験はあるだろうか?

無い人が多いんじゃないだろうか?

 

実力を持ったことがない人って、肝心な事に気付いていない。

本当に実力がある人って、「自分に実力がある」なんて自分の口から言わない。

周りが皆周知している事だから、言う必要が無い。

 

『実力』という言葉を耳障りなほど連呼したり、『実力主義』とかよく考えると意味不明な言葉を持ち出す人って、仕事してる姿見てるといつも他力に頼っている。

他力に頼り切った、頼りなさ過ぎるほど頼りない人。

こういう人って『実力主義』って言葉にも頼ろうとし始める。

『実力主義』っていう言葉は頼りがいがありそうだから、頼りない人には頼もしい存在に感じるんだろう。

実力主義ってなんですのん?

『実力主義』なんて言葉を多用する人に聞きたい。

あんたの言う、実力主義って何ですのん?

仕事では実力勝負。

そんなの当たり前の事でしょ。

なんで、いちいち誰かに向かって『実力主義』なんて言葉を押し売りしてるの?

 

明るい人を演じようとする性根の曲がった奴が、笑顔を押し売りしてくるのと同じじゃねぇの?

本当は違うって事でしょ?

笑顔を押し売りされても、気色悪いだけ。

それと同じで、実力主義を押し売りされても迷惑なだけ。

 

『実力主義』を押し売りする実力の無い人。

そんな人がそんな事言うのに、皆時間を食わされる。

そんな事にすら気付けないから、実力が備わらない。

 

実力主義…。

不思議なほど実力がない社員が発する、摩訶不思議な魔法の言葉。

なぜか、この魔法言葉を耳にした者は、『実力主義』を唱え始める。

魔法にかかるのは、実力が発揮できない社員。

次から次に魔法にかかる社員が発生するという連鎖反応が社内で起きる。

 

『実力主義』

それは、自分で自分にかける魔法。

自分を幻覚の世界に誘う、魔法の言葉。

『実力主義』という言葉に酔いしれる人続出。

人は自分の限界を超える状況に立たされると、幻覚を見始めるのかも知れない。

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