管理職なんていらないよ

管理職に昇格しました

「私、昇格したんですよ~」

そう職場で40過ぎの男が、嬉しそうに周りの社員にアピールしていた。

嬉しいのが発言に盛り込まれていて、必要な事じゃなくてアピールのために言ってるのが見え見え。

「昇格したら判はどうなるのかな~」

「名刺の肩書はどうなるの~?」

「今まで使ってた物、全部作り直しだよね~」

こんな事ばかりを次から次にマシンガンの如く繰り出す。

 

この男のノロケのような発言に、女性社員は振り回され急ぎの業務が出来ずに、今する必要もないハンコの事で忙しそう。

子供のような幼い振る舞いに振り回されて、ハンコの調達や名刺の肩書きを本社に確認する電話をしている彼女はパートさんだ。

金になる事を優先させてやる主義の彼女。

家庭があるため無駄な事は後回しで、洗練された仕事の熟し方をする。

それは定時で帰るため。

ご飯作るのに早く帰りたいから。

働いているのは、高校生の子供が進学を控えているからだと思う。

そんなパートさんを手こずらせているいるのが、昇格した管理職の男だったりする。

男の魅力は肩書きですか…

この昇格した管理職の男は、独身貴族。

独身を選んで謳歌しているわけじゃないのは、顔と性格に表れている。

そうならざるを得ない人生なのだと…。

 

そんな昇格した管理職の彼は、肩書の付いた男の魅力のような物をそこはかとなく感じてしまっているようだ。

最近やって来た派遣の若い女性が気になってしょうがない様子。

そんな派遣さんに、自分が昇格した事をキリリとした表情でアピールし始めた。

さっきの自惚れ満載のノロケ顔とは違うキリリ顔で挑んでいる。

 

で、派遣さんの反応はと言うと、

興味なし!

自分が思っているほどの魅力が、他人からするとないわけだ。

 

この男の取った行動を傍から小馬鹿にしながら観察していて、そこはかとなく違和感を感じる自分がいた。

パートと管理職のやり取り。

派遣と管理職のやり取り。

パートと派遣に囲まれて、管理職してる男…。

う~ん、この男の存在って何だろう?

日本企業の管理職に違和感を感じる

どこの企業に行っても、管理職に違和感を感じてしまう。

管理職が少なかった企業では、感じた事がなかったんだが、最近見る管理職まみれの企業では違和感感じまくりなんだが…。

感覚でしか感じていなかった違和感をあえて言葉にしてみる。

  • これ、いるか?
  • お前、部下いないじゃん
  • 何してんの?
  • 仕事の邪魔してんの?
  • 会議ばっかりしてていねぇじゃん
  • 不在でも会社は通常に機能してるんだよね
  • いない方が業務が洗練されて効率的なんだけど
  • やっぱ、いらんやんけ

なんか、こんな感じやな。

もっと言うとこんな感じか?

  • 会社の売上げ下がってるのに管理職に昇格する社員がいるの?
  • 派遣だらけの会社に、管理職なんているの?
  • 業務してるパートさんにお世話してもらう管理職なんてお荷物以外の何?
  • 自分の仕事作るために社員の業務増やしてないか?
  • 管理職同士で仲良しこよし…部下と接触できないの?
  • 管理職の枠が空いたから管理職になっただけちゃうんか
  • 必要な存在だからなったんじゃないだろ

職場ではあえて口になど出せないこの気持ちをしたためてみた。

管理職になると分かる事

私は必要とされて管理職になった。

管理職の枠が空いたわけじゃなくて、存在しなかった枠を急遽作ってまでそこに私を置いた。

管理職になりたかったわけじゃない。

若すぎて、管理職になりたいなんて事すら考えた事もなかった。

ならざるを得なかったからなっただけ。

管理職なんて必要ない

管理職が管理職として機能するのは、管理なんかしなくても機能する組織でしか管理職は成り立たない。

これはどういうことかと言うと、管理職なんかあえて設けなくてもいい環境でしか、管理職は機能しないのだ。

 

「どうにかしてくれ」

経営者や管理職上司のこういう感情が元になって、私は管理職になった。

どうにかしてくれって事は、どうにも出来ない状況だから。

管理職や経営者がどうにもできない事を、なぜ私がどうにかできるのか?

どうにかしようとしている私の姿を見て、彼らは自分が安心感を得ているような感じだった。

現実はどうにかしたんじゃなくて、どうにかしようとし続けて、ちょっとはマシになったでしょレベル。

 

部下をどうにかして使おうなんて考えなかった。

「自分が全部やるから、お前らはすっこんでろ」

仕事を間に合わせるには、稼働しない者は電源切ってしまえって状態。

仕事されると尻拭いで時間食わされるから、お前はそこで死んでろ!みたいな。

どうにも出来ないような人材を置きっぱなしの会社は、管理職がたくさん必要なのかもね。

管理職が必要な理由は、何も出来ない人間の安心感のためだけ。

 

どうにかして欲しいから他人に依存心が向いただけ。

依存心を向けた人間を管理職に仕立て上げて、自分が安心してるって…。

自分が出来ない事を他人に擦り付けると、どうにかなったって思うのが人の浅はかな感覚だと思う。

どうにもならないような人材は、管理職に仕立て上げた人間に任せてもどうにもならないから。

 

仕事もせずに「認めてください」「評価してください」なんて言ってるバカをどうしろと?

それを、一番年下の私が教育し続けて、尻拭いし続けた。

育つわけないのも知ってた。

教えても教えても、同じ事ばかりやらかして、尻拭いし続けなきゃいけないのも知ってた。

どうにも出来ない事を知った上で、ずっとそれをやり続けてた。

どうにかしてるフリしてたのかも知れない。

そんな意味のない事ほど、やれば自分の評価が上がるのも知ってた。

 

で、結果として自分の評価をドカ上げした。

ゴメンネ☆バカどもを利用してのし上がった。

ゴメンネ☆バカどもを利用して総括部長なんてポジションを二十歳代で不動のものにした。

 

本当は気付いてた。

どうにもできないような状況で管理職なんて必要ないって事には。

 

管理なんてしなくても機能する組織でしか管理職は存在できない。

どうにもならないような環境を管理職にした奴がどうにかしてくれるなんて考えは、自分の調子のいい考え方に過ぎないって気付けよ。

それをもっと簡潔に言うと、どっち向いても管理職なんか必要ない組織がほとんどって事だよ。

日本の都市伝説『終身雇用』

日本企業の理念『終身雇用』

派遣だらけでやっとこさ機能している組織の理念『終身雇用』

なんかもう…都市伝説やんけ…。

仕事もしないような人材を置きっぱなしにする事が日本の終身雇用?

履き違えとるやろバカタレが。

 

素晴らしい優良企業を演じる事に必死になっている。

終身雇用で高収入。

これを演じるために、非正規雇用や臨時など低収入で不定期な雇用形態を駆使している。

全ては、企業アピールのため。

企業としての一番の目的が、虚偽の自社アピール。

 

利益を上げたフリをするため、自社グループ企業を切り売りしてみたり、株主が怖いから売上げを不適切に計上してみたり。

何に必死になっているのか…今の日本の企業は。

管理職がいる事の矛盾

昇進した管理職の男のいる事務所内を見ているだけでも矛盾を感じる。

その人材の構成を見ているだけで、その管理職の男の給料を賄っているのが、周りにたくさん揃えられているパートや派遣であるのが分かるのだ。

 

そして、その男がパートや派遣に頼んでいる仕事を見て、これまた矛盾を感じてしまう。

自分が管理業務をするための書類のフォーマットの作成である。

そのような管理するための書類のフォーマットなどは、通常業務をやり続けている会社では揃っているはず。

昇格した管理職の男が、さらなる管理書類を新しく作り出しているのだ。

 

その書類のフォーマットをエクセルで作成しているのは派遣社員。

その書類に業務報告内容を書き込むのは、生産に直結した部門の社員。

生産に直結した部門にも派遣社員が多数いる。

給料が少ない人材の業務を勝手気ままに増やしているのである。

その増やした業務の内容は、自分の昇進のための幇助。

人材を適切に活用できない人間が管理職やってる…。

 

このような状況を作ってしまうのは、誰しも察しが付くだろう。

そう、この昇進した管理職の男が、さらに認められたいという欲を出しての行為である。

余計な業務を増やした男が何をしているのかというと、本社の管理職と会議。

会議・会議・会議の連発。

会議で忙しい自分が成果を残した事にするために、報告書類を多数作り上げて本社に提示しようと考えているのだろうか?

 

報告書類をたくさん作らされるのは、そいつじゃない社員たち。

管理職がさらなる昇格をするための幇助をさせられているのである。

その幇助作業で本来の業務に無理が生じている事にすら、会議ばかりで会議室にこもって出てこない男には分からない。

現場の状況が読めないという致命傷を管理職は背負い始める。

名ばかり管理職の誕生である。

 

彼は会社の設けた終身雇用のシステムをフルに活用する社員であろう。

彼のような人材を作り出すために必要になってくるのが、終身雇用など関係もないパートや派遣である。

パートや派遣がいないと、この会社の管理職など存在が消えてなくなるだろう。

人材構成を見ている限り、その会社にいるそんな人間の給料が賄えるわけがない。

日本企業の管理職も終身雇用も捏造された物である事は、職場の人材構成や業務内容を見ていると分かるのである。

そして、なぜか日本企業はハッタリの捏造に必死になってる。

そういう事にする事に、とても力を入れているのだ。

力を入れているというより、ムキになっているように見える。

もう、そんなもの通用しない状況の中で、無理に遂行しようとしているからだろうか。

eーラーニングで学習したんですか…

この昇進した男、朝顔を合わせても挨拶もしない男だった。

正直、私の目には管理職には不向きな人材としか映らなかった。

そんな男が挨拶を自ら積極的にやり始めた。

どうしたんだろう?一体。

 

この男、いくら会議漬けとは言え、事務所に丸一日不在という状態。

何やってんのかと思ったら、『e-ラーニング』で研修を受けているようだ。

推測するに、e-ラーニングに挨拶をするというとても初歩的な事を教えてもらったんだろう。

新入社員ですら出来るような事を、40過ぎていまさらマスターしたわけだ…。

 

私は管理職になった時、そんなアホみたいな教育は受けていない。

管理職適任者という事でなったから。

昇進試験を受ければなれるなんて、おかしなシステムの中でなったわけじゃないからな。

そういうシステムで別に必要でもないのに管理職なんかさせると、こんな初歩的な事から教えなきゃいけないんだろうか?

e-ラーニングって見た事ないけど、内心バカにしてる。

 

そんな初歩的な挨拶という基本をマスターした男だったが、その行為は2週間ほどしか続かなかった。

今までそんな事すら出来ていなかったような奴が、e-ラーニング見たからってどうなるんだよって事だ。

蓄積して来たものが評価されて管理職になるのではなく、昇進試験に合格した奴を即席で管理職に仕立て上げている…。

蓄積じゃなくて即席…?

即席管理職を育てるアイテム『e-ラーニング』⁇

今さら資格試験ですか?

昇進した管理職は、どうやら資格試験を受験するようだ。

そして、その資格試験というのは、もう必要もない使う事もない資格である。

管理職というのは、昇進すればするほど現場から離れていく。

現場から離れつつある彼に、現場で必要となる資格は必要ない。

でも、次の昇進のために必要だと感じて取得するのだろう。

 

こいつ平社員の時、こんな資格すら持ってなかったんだって呆れた。

取得するのが比較的簡単な資格なのに…。

しかも、その仕事で必要な資格なのに…持ってなかったって…おいっ!

それを今さら取得しようとする考え方が呆れる。

だって…その資格、業務に携わっている時に必要で、管理職になると必要なくない。

資格取得するのが、業務のためじゃなくて昇進のため。

役に立つはず無いわな、この男。

管理職のありがちな勘違い

自分を主役のように思っているのが、雇われサラリーマン管理職のオッサンの浅はかな考え方。

管理職は、脇役だ。

社員達の後ろに回り込む黒子だ。

 

社員達に自分を持ち上げるように命令を出しているような者もいる。

部下たちに、自分のための業務を幇助させようとし始める。

お前がやらなきゃいけない事は、業務をやっている社員や部下の手助けだ。

社員達が仕事をやりやすいように、環境や業務の改善・手助けをするのが、お前の仕事なんだよ。

整えるのが管理職の仕事だ。

なのに、乱すのが得意な管理職が多い。

 

自分が次のポジションに昇格できるように、部下や社員達の業務を妨害してでもする必要のない事をさせてるだろ?

自分のやってる事が、利益にもつながらないし、何も生産してない事すら分かんねぇんだろ?

お前の上に立ってた管理職もバカだったから、それ見て同じバカ行為を会社で繰り広げてんだろ?

バカって気付いてないのが、自分だけって事にも気付いてないんだろ?

周りにバカって思われてる事にすら、気付けないレベルの人材なんだろ。

 

平社員も管理職も、皆が勘違いしてしまっている。

管理能力があるから管理職になっているわけじゃない。

そんな人間の言い成りになってしまう必要など無いのだ。

 

管理職は他の社員よりも金を貰っているご身分である。

人より金を貰った挙句に、任せた管理がまっとう出来ない…。

そんな人間、置いておくわけにいかないだろう?

金だけかかって、業務の邪魔になるんだぞ?

なのに、それを崇めて言い成りになるのはなぜだ?

 

人より金貰うという事は、ハイリスクハイリターンと捉えるべき。

人より金を貰っているから、人より優れているなんて思ってるような奴がほとんどじゃない?

人より金を貰うからには、人よりデキるんだろうなぁ

デキねぇなら、泥棒猫じゃん。

消えちまえ!

これが管理職の扱い方だ。

使えねぇなら捨てていいんだよ、誰でもが座り込めるようなポジションじゃねぇんだよ。

 

管理職をおかしな扱い方してるわ。

人より金貰うような奴を、なぜぬるい環境に置くのか?

デキないなら、お荷物を通り超えて大荷物だ。

デキない管理職は会社にとっても、社員にとっても粗大ごみだ。

管理職は業務管理なんか出来てやしない

業務管理って、業務を把握していない事にはできやしない。

常に見続けていない事には、出来るはずが無いのだ。

本社に管理職を固めて配置しているような会社もあるが、遠隔管理という業務する現場を見た事も無いのに、管理をしているというから不思議でしょうがない。

出来ていないのが丸分かりだ。

空想で仕事を熟しているのも、現実そういう管理職を見て来たから知っている。

空想で管理を熟そうとする管理職は、現実を目の前から振り払ってでも空想管理にこだわりを見せる。

謎管理業務を得意とする。

 

報告書の文章で業務を把握しているつもりなのだろうか?

それとも、上がって来た数字を元に、全てを把握できてるとでもおっしゃるつもりか。

改善なんか施そうものなら、さらに書類や報告を増やすという単純な手段しか取れない。

会議を開いて、何かやったという痕跡だけ残して、対応しましたという顔をする。

何もしてない、出来てやしない。

自分が要らない存在だってのに、自分で気付いているフシも見受けられる。

 

自分を正当化しようと必死になり過ぎるから。

何がなんでも、自分のやり方を押し通そうとする。

それが現実に擦り合わないと言われても、現実を把握しかねるから払いのける。

現実が把握できないのは、経験不足のたまもの。

経験値の低い人間に管理など無理な事ぐらい、誰でも分かるだろう。

平社員としての経験が不足してる奴に、役職なんかつけても意味ない。

邪魔なだけの不要物にしかなってない。

管理職なんかいらないよ

管理職やると分かる。

管理職なんてものは、必要もないって事が。

管理職がいないと統率が取れないなんて会社は、そもそも平社員の出来が悪すぎるだけ。

 

そして管理職見てると分かる。

パートに業務を全て把握してもらい。

挙句の果てには対応まで任せっきり。

何かあるとパートのせいにして、自分が尻拭いさせられてるみたいな口を叩くが、後始末をしているのも全てパートさん。

尻拭いしているのは、パート。

尻拭いさせてるのは、管理職。

 

業務そっちのけで、会議・研修・e-ラーニング。

一体何に忙しいのか、この男。

業務管理をパートにしてもらって、自分は一体何をやっているつもりなのだろう?

この管理職が管理してる物はない。

管理職がやらなきゃいけない事は、パートや派遣がやってくれている。

 

管理職として即戦力ではない男が、自分のやるべき業務を派遣がキチンと出来ていないと言い始め、派遣の即戦力に付いてぼやき出した。

自分がやらなきゃいけない業務をパートや派遣が熟せるようになれば、この管理職は不要物確定じゃなかろうか?

正規雇用じゃない社員達が業務を回しているのを見ていると、管理職の存在に疑惑が生じてくる。

管理職なんかいらないよ。

要らない物を置き続けるような余裕が、お前の会社にはないという事に、管理職なら気付くべきだろう。

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