『権威勾配』職場で権威は強まるばかりなり

権威勾配とは

『権威勾配』という言葉があって、職場で権威を持つ者のあり方でこんな事になっちゃいますよ~ってもの。

もともと、飛行機のコックピットの中での機長と副操縦士の関係を表したもので、航空業界で用いられてきた。

マネジメントの評価指針として活用され、二者の関係の勾配が急になれば、大事故につながると考えられている。勾配が急すぎると、ワンマンな運営になって、目下の人からの危険に関する情報伝達が遅れる傾向から判断が遅れ、逆に相対的に上長の権威が弱いと決定が遅れて事故になる確率が高まるという。

なんか…よく分かりますね。

会社で起こっている事を何も知らない上役や、指示を仰いでも何一つ決められない管理職なんてのが職場の定番キャラ。

権威勾配のバランスが大事…って言っても、そんなのどうやっても無理でしょ。

権威主義的パーソナリティー

ある社員がこう言った。

「自分は長い物に巻かれる主義なので…」

「難しい事は分からないので、自分に意見はありません」

「言われたら言われた通りに動きます」

非常に権威主義的な思考の持ち主であり、非常に従順な性質である。

 

…と思いきや、こいつそうじゃない。

職場には権威を感じさせる役職や職務歴を持つ者が多数いる。

言い成りになる割には、別の役職を持った社員と一緒になってそれを非難をしているのである。

そして、言い成りになる割には、目下の人間に対して権威を振りかざす傾向が強い。

 

「権威に服従する」というのは、人間が持つ心理だったりする。

自分の権威を振りかざす者は、他人の持つ権威に服従しやすいのだろう。

相手によって出方を変える『日和見主義』ってやつじゃねぇか。

サラリーマンは、日和(ひよ)る。

権威勾配は急勾配になるようになっている

職場で社員に役職を持たせると、周りの社員達が権威主義パーソナリティをフルに発揮し始める。

役職を持った社員が権威を振りかざすようなマネをしない人物だったとしても、周りの社員が勝手に意識を変えてしまうのだ。

権威に対して、日和り始める。

言い成りになろうとし始め、自分の思考を停止させてしまうのである。

権威に対して弱い者が強い権威を作り上げてしまう。

権威を持たせると、権威は強くなり続ける運命にあるのである。

 

職場におかしな空気が流れているのは、権威に弱い者ばかりという事。

権威勾配を緩めようとしても、周りの社員が急勾配になるよう仕向けてくるのだ。

自分にとっての絶対的存在にしようとしているのかも知れない。

 

社員が役職を持つ者の言い成りになろうとするのはなぜか。

  • 気に入られたい
  • 責任逃れに利用したい

権威に擦り寄り気に入られたら、自分が権威を持つ事が出来る。

権威を持つ者の側近を狙っている分けである。

役職が貰えるわけじゃない、気に入られたと思い込むと自分に権威を感じるようになるのだ。

そして、権威を持つ者の言い成りになれば、自分に責任はないという考えも併せ持っている。

権威を欲しがるクセに、責任は持ちたくない。

「あの人に言われたから~」とか

「自分はあの人に従っただけ~」とか

そういう感覚で生きてる奴だよ。

 

『セカンドポジション狙い』ってキャラとでも言おうか。

セカンドポジションって、権威を振りかざしながら責任逃れ出来るんだよ。

誰かさんの腰ぎんちゃくってのが、セカンドポジション。

絶対的存在を作り上げ、その絶対的存在の腰にブラ~ン。

とても安全に要らん事が出来る環境づくりをしようとしている分けである。

他人の権威に便乗して権威を振り回しまくった挙句に、「俺知らね」って言うわけ。

権威に服従する者は理性を失っている

権威を持つ者は自分の権威の強さに理性を失っていく。

そして、権威を持つ者よりも先に、権威に服従する者は理性を失っている。

権威を持つ者に命令されると、権威を感じている服従心の強い者は、無関係の人をも殺すのである。

これは、現実に起こった事を元に心理実験を行い立証されている。

大量殺戮をした男の言い分はこう。

「自分は言われただけ」

権威に対する忠誠心は言い逃れに使われる。

権威を持つ者を自分の象徴として扱い、そのように扱う事で自分を無責任という安全地帯に持ち込める。

忠誠心が強いという事は、無責任の考え無しであるという事。

権威をコントロールできない

サラリーマンに権威を持たせても、持たされた権威を自分でコントロールできない者ばかりだ。

コントロールできないのは権威じゃない。

自分をコントロールできないのだ。

本当は何の権威もないからだ。

ありもしない物をあるように見せかけようと必死になっているから、行動がおかしくなっていくんだよ。

 

権威を持たされたサラリーマンにあるとしたらこれだけだ。

業務における決定。

お前が判断しろって事よ。

お前が決めろって事よ。

 

分かりもしない事を分かってるようなフリし始めようと権威を振り回し始める。

権威を振り回して面倒な事を跳ね除けようとし始め、仕事を跳ね除けてしまう。

周りの社員が自分の思い通りにならない事に、屈辱を感じて余計に権威を振り回す。

屈辱感を覚えるのは、自分には築き上げてきた実績がないから。

決められない・判断できない・本当は実力なんかない

こういう人間は権威をとにかく振り回す事に熱意を燃やす。

自分を誤魔化すために。

 

本当の自分は日和見キャラ。

なのに権威なんか持たされちゃったからパニクったか。

責任逃れが得意な人間に、『判断』や『決定』を求めたら、おかしな行動取るに決まってるだろ。

権威は便乗するものであり、自分が持たされるとパニクる。

他人のふんどしで相撲を取りたい人ばかりなのよ。

権威を振り回していたけど、振り回してたのは他人のふんどしなのよ。

日本の職場で痛い目に遭わされるのは、日和見が振り回す他人のふんどしでシバかれてるだけ。

決められない奴にシバかれてるだけ。

判断能力無い奴にシバかれてるだけ。

パニクった奴って、超攻撃的。

日和見主義者は司令塔にはなれない

日本のサラリーマンは日和見主義者ばかりだ。

権威を持つ者に意見を添わせ、大勢多数に紛れ込む。

『優勢』と感じる方にしかハンドルを切れない。

顔色伺いが自分の指針であり、業務で適切な指針など分からない。

だって、仕事に顔はついていないから。

お顔が付いて無い物では、色が分からないから。

お顔の付いた誰かさんが必要なの。

 

日本企業は判断能力が欠落してるだろ?

データを改ざんするのだって、お顔の付いた誰かさんのためだろ?

お顔の付いた誰かさんのために、忖度するんだろ?

偽装行為だって、お顔の付いた誰かさんの命令に服従心が芽生えたんだろ?

権威を持った人間に、日和ったんだろ。

日和見主義者が権威勾配を急勾配にさせるんだよ。

誰かの言い成りになろうとする者が多い以上、日本の企業には権威の強すぎる者がいるんだよ。

しかも、その権威が強すぎる者が、日和見主義者なんだよ。

 

「権威が強すぎると情報が遅れて決定が遅れる」

「権威が弱すぎると判断が遅れる」

そうじゃない、そもそも決定なんか出来やしない、判断能力なんかありゃしない。

日和見主義者の持つ実力は、他人の顔色伺いだけ。

 

仕事じゃない事ばかりに権威を振りかざし司令塔になっている。

責任が生じないような事でしか強気に出られない。

日和見に権威なんか持たせても、何の役にも立っていない。

日和見は自分の意見なんか無いんだよ。

 

挙句には何の指針も出さず、フィードバックもないという状況を日本の職場は作り出す。

方向性の見えない環境下の中で、服従心の強い社員は言われてもないような事ばかりやり始めるのである。

何かに従おうとして、よく分からない行動ばかりとるのである。

社員達がやっている事を分かりやすく説明してやるよ。

『右翼日和見主義活動』だよ。

やっている事は仕事じゃねおぇよ。

日和見のお前に日和ってんだよ。

日和見主義の人間に権威を持たせると権威勾配はあり得ないほど急勾配になるんだよ。

日和る性質の日本人には、権威勾配のバランスなんて取れないから。

無理だから、絶対に無理だから。

日和見のお前には無理だから。

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