ミスを隠す部下をどうにかしたいなら

なぜ部下がミスを隠すのか

今の職場に部下のミスをほじり出そうと必死になっている管理職がいます。

何だか…必死過ぎて哀れにさえ思えてきます。

彼がやっているのは、ただのあら探し。

 

この企業にはこういうニュアンスの企業理念があります。

『ミスを隠したり流してしまわず、そのミスを次の仕事の糧にする』

これは、技術者であった創業者の考え。

 

技術者というのは、失敗を次の糧にして進歩進化させていく仕事です。

しかし、技術開発などとは無縁の業務をしてきたこの管理職には、この理念が理解出来ずあら探しで職場の中をせかせか走り回り、社員のミスを見付けると解決するわけでもなくフォローするわけでもなく、遠回しに嫌味を言うのです。

彼は、企業理念に反する行為に及んだ社員へ制裁を加えているつもりのようです。

管理職同士で社員のミスを話し合う事で、それを共有したという錯覚のような認識をお持ちになるようで…。

問題視する事で問題なんて言うほどのものでもない事を過剰に肥大させて~の、謎の一人勝手に納得という行為。

非常に、稚拙な行為です。

ミスを隠す部下の心理は分かっていますか?

部下がなぜミスを隠そうとするのか分かりますか?

…っていうか、分かりませんか?元誰かの部下だったくせに。

自分がはまった轍(わだち)に、部下がはまってしまっているんですよ。

『轍(てつ)を踏む』

これは、同じ失敗を繰り返すということわざですよね?

 

部下があなたの犯した失敗を繰り返しているのではありません。

あなたが上司の犯した失敗を繰り返しているんです。

轍(わだち)を作ったのは、あなたです。

部下ははまってしまっただけの被害者です。

お前が轍を放置したままにしたから、部下がはまり込んで出られなくなったんだよ!

ミスを隠す部下の心理

これからミスを隠す部下の心理を説明します。

この説明を自分の部下で特定の人物を思い浮かべながら読まない事。

自分が誰かの部下だった時の事を思い返しながら読むように。

 

自分が部下となり、この自分が持っていた心理を思い出せって事だよ。

今のお前は部下に対して上から目線でしか物事を見られない、自分がどんだけポンコツだったか忘れてんだよ。

今お前の部下が思っている事は、昔のお前が思ってた事と同じだ。

  • この上司は当てにならない
  • 上司が業務を理解できていない
  • 現実を無視して口先で理想ばかり押し付けてくる
  • 言うだけムダ
  • とにかくこいつは頼りにならない
  • だから、頼らない
  • 自分でどうにかするしかない
  • あんな奴信用してない

分かっただろ?

あんた、人の上に立つのに向いてないんだよ。

日本の企業は年食えば昇進できるヌルヌル昇進システムだ。

管理職なんか到底務まらないような奴が、管理職になれちゃうんだよ。

 

日本企業は、こんな事ばっかりいつも問題になってるだろ?

この万年の問題の明確な解決策を、どこのサイト見ても書かれてなんかないだろ?

解決なんかしないだろ?

解決なんかするわけないだろ!

問題視する的を間違えてるようなバカに、解決できるような事なんかねぇんだよ!

この世の中に、信用できないような奴を信頼する人なんかいないんだよ。

信用とは信じる事だ。

信頼とは、信じられる人を頼る事だ。

問題を問題にしない事ができない

問題を隠さずに流さずに~なんて事をサラリーマンのバカに言うと、サラリーマンは必ずこういう手段に出る。

他人のミスを周りにお披露目して、声高らかにミスとミスした社員をアピールし始める。

この行為に賛同し関与もしていないのに責め上げ始めるようなゲスイ社員達は、『自分だけはこうはなるまい』と心に固く誓い、自分のミスを隠し流すようになるのである。

 

『ミスを隠すようになるのは、ミスした人間だ』なんて錯覚しているようなおバカさんは、部下にミスを隠す要素を植え付けてしまう。

人の上に立たせると、人の感情や心理が全く読めず、事態を悪化させるよなマネしか出来ないような人間がほとんどだ。

ミスを隠すのはミスをした社員ではない。

ミスした社員が吊し上げられたのを見た周りの社員だ。

ミスを隠した社員を優秀な社員だと思い込み、ミスした社員を能無しだと思い込んで疑わないようなバカ管理職も大勢いる。

 

人の心理状態が指し計れない以上、こういう判断ミスばかり生じさせる。

業務で問題ばかり抱え込んでいる管理職というのは、呆れるほど判断ミスばかりだ。

 

部下がミスを報告してくるのは、自分を助けてくれる上司にだけだ。

部下がミスを隠して流してしまうという事は、部下を助ける事が出来ない管理職だらけだという事。

問題を問題にしてしまうような人には、誰もミスなど言ってはこない。

問題を正常に戻してくれる人に、部下はミスを言いに行くのだ。

 

問題がある状態を『問題あり』に認定する人などに用事はない。

問題がある状態を『問題なし』にする人に用があるのだ。

配水管が詰まって業者を呼んだら、「問題あり」だと認定されて報告だけして帰ったら、そんな業者に金払うか?

そんな役立たずに、金なんか払いたいか?

会社だって同じだ。

そんな役にも立たない社員に金なんかやりたくない。

人の上に立たせてあるのに、役にも立たない…捨てたいだろ普通。

ミスをしない社員は優秀か?

ミスを隠して流す社員には、『ミスをしない社員は優秀』だと思い込んでいる者も多い。

こういう思考回路の社員はとにかく多い。

 

ミスをする事は無能であり、自分はミスをしていませんという面を被ろうとする。

ミスをすれば隠し、ミスがバレたら他人に責任転嫁する。

これをやり続けてきた社員というのは、ミスの軌道修正が出来ない事も多い。

ミスをする事は『悪』だと認識しているようで、ミスを決して許さないという正義感を振り回す。

 

このミスを『悪』に定義付けた社員というのに、管理職なんかさせるとこうなる。

部下にミスを隠されるようになる。

ミスの責任を追及して~

ミスした社員を許さないという正義の気持ちを感情的にぶつけ~

ミスの始末のつけ方も知らず~

ミスを他人に見せつけようとし始める~

 

なんで他人のミスを人に見せつけようとするか分かる?

人にどうにかしてもらおうとしてるんだよ。

ずっと人にどうにかしてきてもらってきてた人だから。

自分ではどうにもできないとか~

自分がやったミスを人がやったように見せかけようとしてきた人は、必ずコレやる。

 

この手の管理職は『ミスをしない社員』だったんだよ。

自分のミスを隠して、バレたら人のせいにしようと必死になってたような人。

こんな社員が管理職になって「部下がミスを隠す」とか言って、部下のミスをホジホジし始めるんだよ。

自分が隠してばかりだったから、部下も隠すと思って疑わない。

部下のミスは責任転嫁しなくても、自分がやったわけじゃないから、とにかくゲスイ正義感がみなぎるようである。

 

「あいつがやった」

平社員の時からこういう感覚の持ち主。

管理職になっても、その稚拙な感覚のままという事。

部下がミスを隠す理由。

それは、あんたです。

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