ネームドロッピングで自分を飾る

ネームドロッピングとは

ネームドロッピングというのはこういう事。

ネームドロッピングとは、有名人の名前を自分の知人であるかのように持ち出して自慢話をすること。

知り合いでもないのに、さも知り合いかと思わせるような口ぶりで、他人の名前を出すのである。

自分に関心を持ってもらおうというつもりのようだが、名の知れた人の名前を借りて知り合いのフリまでしないと、人から相手にされないという人。

 

精神疾患の人によく見られる行為で、『演技性パーソナリティ』という、自分に関心を持ってもらいたいという願望が強すぎて、作り話で人の気を惹こうとしたり、騒動を起こすクセがある人に、このネームドロッピングという行為がよく見られるという。

ネームドロッピングの目的

ネームドロッピングという行為の目的はこんなとこだろうか?

  • 自分に関心を持ってほしい・構ってほしい
  • とにかく自分を大きく見せたい
  • 何でもいいから自慢したくてたまらない

多分こんな感じ。

自分に関心を持ってほしいという願望が強いようだが、接触するとつまんないという人間にネームドロッピングは必須手段のようである。

自分を大きく見せたいのだが、小粒過ぎて他人の名前を借りなきゃそれが達成できない。

自慢したがりが過ぎて、若干病的なまでに自慢に拘る人間にも如実に見られる現象がネームドロッピングであろう。

職場でもよく見られるネームドロッピング

新入社員に対して、役員の名前を持ち出し、さもよく知っているかのように話す社員というのがよくいる。

役員の人間性などを話す事で、さも自分との関係性が親密かのようにみせかけるのである。

で、実際どうなのかと言うと、喋った事すらないという人が多い。

 

社員数の多い会社などの役員というのは、特定の社員と親密になるなどという行為は通常やらない。

なのに、大きな会社には、自称役員と親密な社員が多いのである。

規模が大きすぎる会社ともなると、役員と会った事すらないという社員も多く、そう言った場合は管理職の名前を利用してネームドロッピングが行われている。

基本的に、自分が所属する地域ではなく、隣県の支店長や部長などが使われやすいようだ。

所詮、嘘なのでバレにくいちょっと距離のある場所にいる人物を使うようである。

 

散々ネームドロッピングで名前を利用した管理職などが訪れた際に、信憑性を持たせようと馴れ馴れしく近づいて行き、馴れ馴れしさに気色悪さを覚えた管理職に無視されてる社員というのも見かける。

なんか、もう…痛々しい。

基本的に、自分を大きく見せなきゃいけないような能無し社員が行う行為のため、すぐにボロを出し『赤の他人』であるという事実に気付かれてしまう。

 

同じ職場の社員の名前を持ち出し、なぜか我が事のように自慢し始める人もいる。

自分に自慢するような事が皆無という人が、そういったネームドロッピングを行なっていた。

人の名前を持ち出し、その人の功績を自慢して、なぜか自分が自慢気…。

なんか、もうこんな風になったら病気だと思う。

デキなさ過ぎて自分で自分を追い詰めた末路にしか見えなかった。

男のネームドロッピング

男は女に対してネームドロッピングをよく行っているようだ。

『有名な女と知り合いである自分はすごい男である』という、謎の方程式に基づきネームドロッピングに及ぶ。

 

女優と知り合いだと思われようと必死の男がいた。

その男は、ある女優の通う大学に部外者であるにも関わらず入り込み、その女優を見付けて名前を呼び捨てで呼びつけたそうだ。

そうしたら振り向いたという内容である。

これを何とも言い難い表現で聞く側に勘違いさせようと必死に話すのだ。

 

その女優さんの事を「あの女」とか「○○」と下の名前を呼び捨て表現する。

多分、手の届かないようなきれいな女性を上から目線で扱う自分を見せたかったり、呼び捨てで親密感を演出しようと必死なのだろう。

名前を呼ばれると、誰でも振り向く。

しかも、呼び捨てとなると、振り向いたのではなく、睨まれた可能性も高い。

「アホな一般人が睨まれただけだろ」

そう言うと、こんな自惚れた答えが返って来た。

「俺が呼んだから、○○は振り向いたんだよ~」って。

女優と知り合いを気取ろうと必死になり過ぎると、その女優にとって自分が赤の他人である事すら分からなくなるようである。

 

赤の他人に少し接触する事で、自分の満足感が倍増するのだろう。

AV見ながら自辱行為してるのと似てる気がする。

ネームドロッピングしてる時の彼の顔は、自分の構築した妄想に非常に悶えていた。

全て、彼のスタンドプレーである。

 

しかしこの男、変なところで気が弱い。

有名女優でネームドロッピングせず、名前を出されてもちょっと考えてしまうような女優の名前を出してきた。

どうせやるなら大きく出ろよと忠告してあげたい。

一般人にはネームドロッピングできる有名人がいない場合もある

ネームドロッピングするためには、誰もが周知してる有名な人が必要となる。

しかしながら、そうそう有名人は身近にはいない。

そのせいか、なんのこっちゃ分からない誰も知らない人でネームドロッピングしてしまう一般人も多い。

 

ど田舎の町議会議員の爺さんの名前を持ち出してきたと思ったら、その爺さんに自分がいかにお世話になったかという話を、その日あった初対面のお店の店員さんに語り始めたりするような人もいるようだ。

自分の父親を有名人だと勘違いしている人が、自分のオヤジの記念館を作ろうとしていた事もあったらしい…。

でも、ちょっとクレイジーな人だったため、自宅の塀に『○○□□記念館』という看板を貼り付けただけで事済んだようだ。

自分が自慢気に話す人が、誰も知らない無名な人であるという事すら分からない人も多いようだ。

彼女や彼氏でネームドロッピング

女と男でネームドロッピングのやり方がちょっと違う。

男は今カノの前で前カノを使いネームドロッピングを行う。

女は女友達の前で今彼を使いネームドロッピングを行う。

 

前付き合っていた恋人を今の恋人の前で持ち出すのは男女共によく見られる行為である。

女性の場合は、前彼と比較して今彼をイマイチに設定する事で、「お前みたいな男と付き合ってやってんだぞ」という恩着せ行為を行う。

男の場合はちょっと違うようで、前カノの出来の良さを自慢気に語り、そんな出来のいい女と付き合ってた自分ってスゴイだろ的な自己満足に陥っているようなのである。

 

有名人と付き合ったという過去を持つ女に興味を示すという、よく分からない心理を持つのが男である。

女の場合は、他の女の男を奪取する事で自己満足を得るが、男の場合は、他の男の使い古しのお古に喜びを感じるのである。

ビンテージ感に溢れているのだろうか?

スゴイ男と付き合っていた女を振り向かせる事で、自分もスゴイ男になれたという勘違いを起こせる生き物らしい。

 

そして女は今彼でネームドロッピングを行う。

女と女が自分の男を持ち出し、カードバトルの如く闘っている。

そんな戦いの中、ボケた女が俳優でネームドロッピングを仕掛けていき、リングを土俵と間違え場外に追い払われてる。

 

離婚した女が、職場の既婚男でネームドロッピングを行う行為は、さすがに涙を誘う。

仕事がデキると皆から思われている男性社員に近づき、仲良くなると途端にその男性社員の名前を持ち出し、得意気な表情を見せるようになる。

他人の男を使うという行為が…何とも言い難い。

ネームドロッピングの心理

ネームドロッピングという行為は、行っている時点ですでにバレている事が多い。

『さほど知り合いでもない…な』

『自分が一方的に知ってるだけ…だよね』

聞かされている側の人間が、どう扱ってやればいいのか分からないのである。

要するに、周りの人に持て余されてる。

頭がおかしいのかなって思われてる。

 

いくら有名な人の名前を持ち出しても、自分を大きく見せる事は出来ない。

実寸サイズを保っている。

しかし、それが他人の名前を利用したネームドロッピングであるとバレた場合、実寸サイズをはるかにしのぐ小ささを感じさせる事となる。

そしてネームドロッピングという行為は、度が過ぎると精神的に支障をきたしている場合が多い。

 

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