サラリーマンの事を労働者階級って言うんだよ

サラリーマンは階級に拘る

大学出の社員が高卒の社員を罵るという光景がこの会社ではよく見られる。

メーカーは高卒と大卒で職種が分かれており、能力や適性で職種を分けていないため、職務に不適合な人材が大量に存在する。

そんな不適合極まりない人材で学歴だけいいような人材が、他人との学歴で自分とは階級が違うとばかりの口を叩くのだ。

 

「自分は大学を出てるから、ああいう仕事はしないんだよ」とか。

「大学も出ていないような奴は、あんな仕事をしなくちゃいけないんだ」とか。

労働者階級ってお前らの事だよ?

ある大卒社員がこう言った。

社員「高卒は労働者階級にしかなれないからなぁ」

私「へっ!?」「…??」

 

あぁ…そうでしたか。

大卒サラリーマンの発言行動の不思議の謎が解けた次第です。

まともに指揮系統にはなれず、命令口調だけを施行する理由が分かりました。

自分は偉いというよく分からない勘違いを起こしているのも分かりました。

 

『自分は労働者階級ではない』

そう思っているのですね?

そう勘違いしているのですね?

しかしながら、自分の階級が何なのかは分っていませんね?

 

「あぁいう肉体労働なんかするような人間は~」なんて発言も耳にした事があります。

『肉体労働=労働者階級』そう思い込んでいるのでしょう。

「自分はスーツを着る仕事をする人間だからな、お前らとは違うんだ」なんて言った奴もいます。

白いシャツ着てる事をホワイトカラーだと勘違いしてるサラリーマンにも出会った事がある。

ホワイトカラーってのはそういう意味じゃない。

『ホワイトカラー=労働者階級ではない』なんて思ってる?

ブルーカラーが肉体労働でホワイトカラーが頭脳労働なんて定義がバブル時代に出来たせいだろう。

その変な定義が紛らわしいのかも知れない。

 

労働者階級って、サラリーマンの事だよ。

賃金で雇用された、生産手段を持たない階級。

雇われサラリーマンは全員、労働者階級なんだよ。

ホワイトカラーだのブルーカラーだの、今のご時世にまだ言ってる奴が多くいるが、ホワイトもブルーも同じ『労働者階級』だ。

 

もしかして…労働者階級って言葉を勘違いして、ホワイトカラーとかブルーカラーなんて定義が出来たんじゃないだろうな。

日本企業の労働者階級のサラリーマンが言ってる事を聞いていると、労働者を自分のための奴隷かなにかと勘違いしているように見えるんだよ。

そして、労働者階級の自分の事を労働者階級じゃないって勘違いは確実にしている。

労働者階級ってサラリーマンって事なんだよー。

自分は違う感

『自分は他の奴らとは違う』

『自分はお前らより偉い』

こういう感覚をお持ちのサラリーマンが多い。

自分を勘違いしているんだろうと思う。

 

この自分は違う感。

この人達の発言を聞いていれば分かる。

自分は他の奴らとは違う階級であると思い込んでいだと。

 

その勘違いした定義は発言から大体見える。

学歴とか…

業種とか…

職種とか…

あと、服装。

『労働者=作業着』みたいな定義持ってる。

それ、全部間違えてる。

 

 

自分達が下の生き物と見なしてきた『労働者階級』

自分がその労働者階級の生き物である事をまず理解しましょう。

ブルジョワは小汚い

『ブルジョワ』

何やらセレブな感じの漂うワードである。

これが、労働者階級じゃない人の階級だ。

日本語で言うと資本家。

投資家とか経営者の事だろうな。

 

生産手段を保有するブルジョワジーの元で、その生産手段を利用して働いてんのが労働者階級だ。

 

小さい頃から自営業の商売を小馬鹿にしてくる人が結構いた。

汚れる肉体労働の仕事だから。

小馬鹿にしてきた人はサラリーマン家庭で育った人。

ブルジョアに向かってブルジョワ気取りだったように思う。

製造業で従業員と一緒に働く経営者はブルジョワには見えないようだ。

 

ブルジョワは見た目で決めるような事ではない。

決め手は資産(会社設備の事ね)だ。

個人経営ほどブルジョアジーかもな。

大手企業の雇われ社長なんかは、あれは労働者階級じゃね?

会社が潰れても責任の一端も背負えないような雇われ社長はブルジョワじゃねぇだろ。

 

別に自営業だから自分達がブルジョアだって気は毛頭ない。

でも雇われサラリーマンの態度にビックリさせられた事が何度あった事か…。

「ブルジョワはこっちやで」とツッコみたくもなる。

 

小綺麗な格好した労働者階級と小汚い格好したブルジョア階級。

コンパクトな組織のブルジョワさんは、基本的に小汚い事が多いという事実を労働者階級は知っておくといいだろう。

 

そして、一番知っておかなくてはいけない事は

自分は自分が執拗にバカにしてきた労働者階級の人間だという事。

あなたが労働者階級だからと私がバカにしているんじゃない。

労働者階級をバカにしてきたのは、紛れもなく労働者階級のあなたのはずだ。