昇進したけりゃこうすりゃいい『昇進マニュアル』

昇進した理由

過去に管理職をした事が何度かある。

不自然なほど、いきなりの昇進だった。

どうやって、自分が昇進したのか、いまさら分かった。

 

自分が昇進した理由は、

周りの社員の作り出す環境を逆手に取って利用したからだ。

自分を都合よく利用しようとする人間に利用されるという利用の仕方。

自分を調子よく利用しようとする人間は、自分の踏み台に出来るという事。

利用するのは『依存心』

リーダーシップをネットで調べるとこうある。

集団成員の自発的服従を調達する

「自発的服従」これこそが『依存心』だ。

自発的に服従しようとする者を、自分に依存させるように仕向けるのである。

自分に依存させれば、服従関係が築けるという事。

自発的に服従しようとする者は、いつも何かに依り縋りつく依存性質を持つ。

自分勝手に寄ってくるから、こちらからアクションを起こす必要もない。

そういう依存症の人間にとっての『依存象徴物』になればいいんだよ。

依存心の根源は『責任逃れ』『責任転嫁』

服従関係が事実上出来上がっていたとしても、人というのは自分を正当化したがる厄介な生き物だ。

ポジティブな状況下では、手柄は自分が上げた事にする。

黙っていれば、自然とそうなる。

 

しかし、ネガティブな状況に直面すると、服従関係が表面化してくるのだ。

「あいつがやった」

「あの人がそう言ったんだ」

依存心が強い性格が、口からセリフとなって垂れ流される。

 

依存心が強い人間というのは、『責任が自分にはない』という状況を好む者。

何をやるにしても、責任をまず他人に擦りつけてからでないと、何も出来ない人なのだ。

手段は2手ある。

  1. 全てを他人にやらせる
  2. 他人に責任がある状況を作ってから自分がやる

「これはお前の仕事だ」という前提を作ってから、こちらに行動を起こして来る。

「お前の仕事だからお前がやれ」という形を取る。

「お前の仕事をやってやっているんだ」という状況に置かれた自分を演じ始め、何もかもをこちらに聞いてくる。

あいつにやらせたという既成事実を作ったから「あいつがやった」

相手に全てを言わせるという既成事実を作ったから「あいつが言った」

『自分に責任は一切ありません』を偽装工作したがるわけ。

当の本人は、これで優秀な社員のつもり。

でも、そうは見てもらえないって現実があるのに、それに対応は一切できない。

だから、利用しやすいわけよ。

利用されやすい人間は徹底的に利用される

『こいつ利用しやすいな』

1人の社員の責任逃れ行為が成功すると、周りの社員が一斉に同じ行為を働き出す。

自分一点集中で周りの社員が依存心を向けてくる。

いいように利用されまくる羽目に陥る。

 

その会社の業務全てが「あいつのせい」になるように。

業務における責任の所在を全て私にしようと仕向けてくる。

要するに、周りのバカが「責任者は私である」という状況を勝手に作ってくれるのだ。

周りのバカが一斉に指さす人間が、なにを隠そうリーダーなのである。

責任を擦りつけようと犯人に仕立て上げる行為が、リーダーを生み出すのである。

優秀を演じる社員の欠点がリーダーを生む

『エリート気取り』『経験者気取り』

これらを気取る優秀な社員には、絶対不可欠なるものがある。

それは「落ち度があってはならぬ」というもの。

彼らは皆『失敗恐怖症』を患っているのだ。

完全無欠を装う事で生まれる欠陥が『失敗恐怖症』

 

失敗恐怖症を患った者は、自分が失敗してしまったという状況を取り繕うための保険を必要とする。

自分が窮地に落ちた時に失敗を請け負ってくれる『失敗請け負い人』

『失敗請け負い人⇒責任転嫁できる奴⇒こいつが犯人』

これが失敗恐怖症で依存心が強くなった人間の持つ典型的な方程式。

でも、必死の形相で他人に責任を擦りつけるその情けない姿は、優秀な人材には到底見えない。

 

「そうか、あいつがやったのか」と、正義感にも似た同調を見せる者もいる。

非常に危険な状況ではあるが、そのような同調を見せる社員というのは、間違いなく依存心が強い。

なぜなら、そいつも責任の所在となる犯人を欲しがる性分だからだ。

正義感をも漲らせているのは、自分がロクでもない事をしているのを正当化したいんだろ。

リーダーを見付ける人の特徴

依存心の強い人間というのは、権力にも依存する傾向がある。

自分が権力を保有しているかのような振る舞いをする。

役員の前で部署の責任者のような振る舞いをしたり、他部署の管理職の前で自分がリーダーかのような口を叩くのである。

偽のリーダーシップを発揮しよる。

エリート気取りや経験者気取りをする者は、リーダー気取りでもあるのだ。

 

そんな中でリーダーを見付ける社員というのはどういう人か。

『業務ベースで物事を判断する人』である。

物事の解決方法が責任の所在なんかじゃない人ね。

 

職場で依存心の強い人間というのは『人ベース』で物事を判断する。

人ベースで物事を判断する人間は、何かあると全て人を結論にしてしまう。

それとは反対に業務ベースで物事を判断する人間は、業務を円滑に進める事しか頭に無い。

『人』を結論として提示されても、人を結論としては受け取らない。

『業務ベース』で物事を判断する人は、業務ベースで物事を進める人間にしか用事が無いのだ。

職場において、自分が業務ベースで物事を判断する人材である事は大前提。

自分が業務ベースを貫いていれば、業務ベースの人間が見付けてくれる。

ただ…業務ベースで物事を判断できる人材は極端に少ないってのが現実。

 

元々、自分は昇進なんかするつもりは毛頭なかった。

人を相手するのが面倒だから、人を避けるために仕事をしていたのかも知れない。

人間関係が面倒くさい奴は、昇進しやすいのかもな。

年だけ食っても依存症は治らないから

新卒で入社した会社で、肩書の付いた50歳代の男が新入社員の私を指さし「あいつのせいだ」と役員の前で弁明していたのを目の当たりにした事がある。

今の職場でも同じ事が起こっている。

その職場で20年以上の経歴を持つ社員達に囲まれているのだが、彼らは徐々にこういうセリフを吐くようになっている。

「あれはあの人の仕事で、私は関係ないです」

「君が頼んで来た仕事をしてあげなきゃね」

「私に聞かれても、知りませんから」

入社してたったの数か月でこういう状況を作り出してくれる。

どこの会社に行っても社員の依存心は超・強い。

これだけは確実に言い切れる。

 

この社員たちの依存心を含んだセリフを聞いた時、「自分が昇進した原因はこれだ」って今さらながら気付いた。

じゃあ、また依存心を利用して昇進でも狙うのかというと、その答えは『NO』

この企業は鉄壁の年功序列。

年功序列を絶対に崩したくないという企業では、この手口は使えない。

私が得意とするパフォーマンスが一切通用しないのだ。

 

私の手口は使えない環境だし、残業規制なんかもあるし…。

彼らの強い依存心は、押し返す事に徹している。

「君に頼まれた仕事を~」なんて言われたから、「お前がやる事だろ!」って怒ってやった。

「自分は関係ない」なんてぬかしたから、「社員として自覚ぐらい持てよ!」って説教食らわした。

依存心の強い面倒な奴らに、面倒な奴だと思われている今日この頃。

 

 

年功序列の企業って…超ポンコツが多い。

年功序列って、自分の安全安心を求める依存心が作り出した制度じゃないのかとすら思い始めた。

自分の立場利用して依存心を押し付けてくるんだよね。

 

あ~、そうだそうだ。

依存心が強い社員の特徴はこれだよ。

上からの物言いで依存心押し付けてくるから。

上から目線が酷ければ酷いほど、依存心も超強いから。

利用してやろうかななんて思ってるなら、こういう奴ほど利用価値が高いよ。

 

こんなやり口で昇進してたオイラって…超性格悪いよな。

最後に分かりやすくまとめてみようか。

周りの社員の自発的服従心を利用し、自分に依存させる事でリーダー格となる。

自分の腰に依存症の部下をたくさんぶら下げたら、後はリーダー気取りの振る舞いでもしてりゃいいよ。

依存症の部下なんか使えないから、人を使おうなんて思っても無駄だよ。

これは全部、ただのパフォーマンスなんだよ。

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