主観しかない人「自分は自分の視界の中にいないわけですね…」

『主観』と『客観』

「あの人は主観的な意見しか言わない」なんて言うと、自分勝手で傲慢な人だと捉えると思います。

ただ、主観的だと言われる人には、客観性も一応は持ち合わせてはいるが、自分勝手の方を押し通すというようなイメージがあります。

自分に客観性が備わっているから、そう思ってしまうのだと思います。

 

単なる『自分勝手』だと思っている人の中に、主観的なのではなく主観しか持ち合わせていない人がいる気がするのですね。

『客観性』が欠落していて皆無に近い状態の人です。

言動全てが『主観』オンリー。

物事を自分勝手で言っているのではなく、本人はいたって真剣に言っているのです。

とても生真面目に鬱陶しいわけです。

自分の事なのに他人の事のように言うんじゃが…

自分の事を言われているのに、他人の事かのように言い始める。

自分が咎められているのに、他人と自分をすり替えたような事を言い始める。

その様は異様で、自分を咎めている人に同調するような口ぶりなのである。

こういう人、多いんです。

ほとんどの人は『非常識な人』で片づけてしまっているようです。

 

そういう人の不思議な行為の原因が分かったような気が…。

『主観』しかなく、『主観』オンリーで物事を判断して言動に出している。

どうして、そう思うのかと言うと…

『主観』しかないという人は、自分の視界の中の出来事にしか対応できないようで、その自分の視界というのは自分が入って来ない。

「自分は自分では見えない」って事なんだけどね。

その場の状況の中に自分が登場していないっぽいのである。

だから、この手の人達は全てを「他人事」のように言うのでは…。

自分が見えないから…時々自分がいないような状態になってる。

 

口を開くと他人の事ばっかり言っている。

その他人の置かれている状況の説明が必要な時でも、なぜかその他人においての自分の感想を述べている。

この手の人と仕事の話をすると、状況把握をする事が出来なくなる。

職場で他人の評価ばかりしている人って…ちょっとヤバイ人が多いのでは。

察する能力

自分の事というのは、人を通して知ると思う。

自分がやった事に対しての人の反応や、自分の言った事に対しての人の意見とかがベースになっていると思う。

要するに、相手側の反応を自分で察するでしょ。

その『察する力』が欠落して無い人というのは、主観しかないだろう?

 

『察する力』って「反応を受け止めて心情を指し計る」事。

これを繰り返す事で、「自分の取る行動で起こり得る事を先読みして想定する」ようになる。

これが出来ないとどうなるか…

考えなしの自分勝手を言うようになり、その場しのぎで後先考えていないような行動を取るようになる。

こんな事ばかり繰り返してしまうから、人から責められやすいようだ。

主観しかないであろう人

主観しかないであろう人は、特徴的な行為が多くみられる。

  • 同調を欲しがり自分をよく「可哀想」に設定する
  • よく喋るが一方的
  • とにかく人の好き嫌いが激しい
  • その場しのぎの浅はかな行動が多い
  • 記憶がチョチョ切れている
  • 目を離すとロクな事しない
  • ほとんどの事が自称

あまり人から受け入れてもらえなかったり、否定や叱責を受ける事が多かったのか、自分を『可哀想』に設定する変なクセがある。

自分を可愛がってくれる人を探しているっぽい。

上目遣いで同調を通り越えた同情をくれるのを待ち構えている顔が気色悪い。

同情してくれないどころか、否定されたりなんかしたら、フリーズしてしまい即座にその場から姿をくらます。

 

オバハンの世間話みたいな事しか喋れない。

どうでもいい、使い古されたようなフレーズを多用する。

主観しかないせいか、思想においては完全な感情論だけ。

自分の意見を求められている時、自分の感想を言いがち。

自分の中の意見ではなく、人がやった事への感想を述べるのが得意。

人の事を批評したり、人のやった事に執着しがち。

 

人の好き嫌いがとにかく激しいのだが、関わった事もない人を勝手に好いたり勝手に嫌っている。

その判断は何が元になっているのかが謎。

妄想が激しい傾向もあるようにみえるため、妄想の中で相手と何かあったと思われる。

 

自分の取った行動において記憶が無いような所がある。

相手の反応が汲み取れないせいで、ただやっただけだと覚えていないのだろう、

過去の行動も覚えてはいないし、先の想定も全くできない。

それが原因で、やっていい事とやらない方がいい事の判断がつかないのか、人目が無いとロクな事をしない。

 

取っ手つけたような『いい人』を演出したりする。

常日頃の行動で自分がどう見られているのかが理解できていないせいか、取っ手つけたような行動で自分を演出しようとする。

手遅れだし、意味ない。

主観しかない人の最大の特徴

主観しかない人の一番最大の特徴は。

『会話するのが不可能』

何を言っているのか分からないのである。

 

主観しか持たない人が人と話しているのを傍から見ていると、ちゃんと喋れる人に見えるのだが、いざ自分が話の相手になったら、全く持って解釈不能な状況に立たされてしまう。

どうにか会話をしようと頑張るのだが太刀打ち不可能という状態。

人と話しているのを客観的に見るときちんと話せているように見えてしまうのも、相手がどうにか会話しようと頑張っちゃっているからかもしれない。

  • 自分が立たされている状況が分からない
  • 日本語においてニュアンスが存在しない
  • 相手の気持ちが汲み取れない
  • 相手の状況も理解できない

多分、相手の会話の中の一部分のワードだけを拾い上げ、それについてのみ語っている。

相手も当然分かり切っているような事を説明するような事が多いかも知れない。

相手の会話に出てきたような言葉の解説とか。

「コレをどうしろ」というような事を言うと、コレにおいての辞書的な説明をおっぱじめ、どうするのかは頭にない…みたいな。

ズレた返答を返しまくり、肝心な事は微塵も分かっちゃいない。

 

もう一つ、変な特徴がある。

『人の物と自分の物の区別がつかない』

他人の物を勝手に使い、他人のエリアを自分のエリアかのように当然という顔で使い続ける。

他人のデスクに自分の物を置き、それを咎められても「構わないから置いておいて」とか「気にしないで」など、状況に見合わぬトンチンカンで自信あり気な態度で応対する。

 

自分の物と他人の物の区別がつかないせいか、金がらみの問題や事件を起こしやすい。

職場で横領を働いた社員の取った行動はあり得ないものだった。

他の社員に取り囲まれ責め上げられている最中、ニヤニヤ笑っていた。

「お前、こんな事していいと思ってるのか!」と言われると、そのこんな事をしていいかどうかについてノラリクラリと語ろうとし始めたり、「どうするつもりだ!」とシャウトされると、どうするつもりかについてグズグズと答えようとしたり…。

時間が段々と過ぎて少し状況が落ちついてにくると、「まぁ、まぁ、もうこの事は…ねぇ、この辺でいいんじゃないですかねぇ」などと、横領犯である当事者とは思えない、無関係の第3者のような口を叩き出す始末。

「お前が言うな!」と怒鳴られても、少し驚いて「ハハハ」とジェントルマンな笑いを繰り出すし。

 

そして、周りの人を押しのけ、今日の仕事をやり始めた。

周りの人達は置き去り…。

そんな置き去りの一人にされた社長が「もう来るな!」と解雇と普通の人なら分かる事を言ったのに、のうのうと仕事をしようと引き出しから書類を出し坦々とした行動を取る。

キレた社長が「会社から出ていけと言ってるんだ!」と言っても、どこ吹く風。

社長は彼の持っている書類を掴み上げ、床に投げつけた。

すると、彼はその書類を拾い上げ、やはり坦々と仕事の続きをやろうとする。

最終的には、周りの社員達に腕をつかまれ引きずって行かれ、背中を突き飛ばされ会社から放り出された。

この間ずっと、彼は全く動じておらず平然としていたのだ。

謎生物なのである。

未知なる領域に住んでいるのだ。

社員達に腕をつかまれ引きずって行かれる時の彼の表情は、「何が起こったんだ」と言わんばかりの突然あり得ない状況に巻き込まれたという感じ。

お前が作った状況やん…とツッコミたい感じ。

話し方が独特

主観しか持ち合わせていないであろう人というのは話し方が独特である。

  • 達観したかのような返答をする
  • 語りたがり
  • 同調を誘うように話す
  • アンニュイ?

他人から話を振られたら、『自分は全てを分かっている』かのような達観したような反応を見せる。

腕組みをして「ああ~、そうですねぇ」などと、分かったような顔で分かったように物を言うが、聞けば聞くほど分かっちゃいない。

そういう反応の仕方をどこかで習得してきてるだけに見えてしまう。

 

語るのがとても好きなようだが、言っている事が自分の考えや意見ではなく、どこかで聞いたような一般論や誰かの受け売り。

 

常に他者に同調心を働かせており、話している相手が自分が同調を寄せる者であれば相手の発言に同調し、相手が自分より目下と見なした者であれば異論を展開するという固定化された発言を繰り出す。

しかし、自分の身勝手を押し通したい時は、相手構わず状況構わず衝動的な言動に出る事もある。

自分の意見を持たないためか、相手の意見に押し黙ってしまうシュチュエーションもよく見かける。

 

なんか分からんが、桃井かおりのようなアンニュイな雰囲気を醸し出し、語り出す事がよくあるが、見た目がアンニュイとはかけ離れているため放置され気味。

ため息交じりに何かを語り出したり、物憂げな雰囲気で自分を漏らすような事をするが、言う内容はしょうもない事ばかり。

アンニュイでシリアスな雰囲気で、いつもしょうもない。

判断基準が単純

人を勝手に仕分けする。

仕分けするのは、扱い方を変えるため。

人によって態度を豹変させるのだ。

稀に誰に対しても同じ態度を取る者もいるが、それは自分が1番な人なだけだったりする。

人間の順位付けが必須っぽい。

誰かの下に付く事によって、誰かの上に立てるという思惑を持っているようだ。

そのため、目上の人間の言動に徹底的に合わせ、目下の人間の言動を徹底的に否定する。

しかしながら、人の意見を理解できないようで、合わせたはずの意見と真逆の事をし始めたり、言っている事が滅茶苦茶で迷走したりもよくする。

言っている事とやっている事が合致しなかったり、さっき言った事と違う事を言い始めたりと、なかなか錯綜気味である。

笑わない疑惑浮上

この『主観』しか持ち合わせていない人たちに、「この人達、笑わないのでは…」という疑惑がある。

状況の把握や想定という、掴みどころがないニュアンスで感じるものは理解できないっぽいため、言葉だけを辞書的に判断しても掴む事が出来ないのだろうと思われる。

他人の言った言葉の裏にある状況や感情が汲み取れていないようだ。

 

しかし、「笑わない」という印象は持たれてはいない。

なぜなら、同調心を常に誰かに向けているため、自分が同調心を向ける人に合せて笑うからだ。

自分が勝手に好意を向けた人が笑うと、自分も嬉しいので笑う。

自分よりも目上の人間が笑うと、自分も一緒に笑う事で寄り添う。

発言の内容が面白いわけではなく、他人の反応に同調して笑う。

そのためか、笑うというより微笑んでる事が多いかも知れない。

 

自発的に笑う事も一応はある。

確実に「こいつ笑ってるな」という時というのは、他人をバカにした発言を聞いた時である。

そのたった1点だけは、ハッキリとした自分の意思を持ち、自発的に笑っている。

 

こういう実は笑ってない疑惑が浮上する人はこういう感じ

  • 人の笑いに便乗するためワンテンポ遅れて笑う
  • 笑っている時も誰かの表情を確認している
  • 状況が把握しずらい時は笑わない
  • 人の発言に眉を顰めたり小首をかしげる
  • タイマンで話している時は笑わない事が多い

真顔でシュールな笑いを提供すると、笑わない可能性が高い。

『笑う』を判断するための同調心を向ける人がいないという状況では、言葉の中の状況やニュアンスなどが汲み取れないため、眉を顰めたり首を傾げたりする事が多い。

こちらの言っている事が理解できていない表情をよく見せる。

 

明るい人を演じているフシがあるのだが、なんせ状況が読めない人である。

状況の読めなさから、自分では明るい良い人であるにも関わらず、周りの人から煙たがられ、ほどほどの扱いを受けている。

そんな自分が置かれた状況に不服を持っているフシも見受けられる。

改善する見込みは皆無

「分からない」「出来ない」

これは「分かる」「出来る」が分からない以上、自分がそうである事を分かる術を持たないという事になる。

分かっているつもりで生きて生きたわけで、出来ているつもりでこれまでやって来たわけ。

 

自分の言動で自分が作り出した状況も、他人がやった事だと思ってしまう。

いつも他人が悪いから、いつも他人の事ばかり言ってるわけ。

自分は自分の視界の中にいないから、自分を勘違いしてるような言動が多いわけ。

状況が汲み取れないから、物や人という目に見えるものの説明ばかりしようとする。

他人の感情が理解できないから、自分の感情ばかり大切にして押し付けてこようとする。

 

AIでロボットに感情を持たせて、状況や人の感情を汲み取る能力を備えなかったら、こういう人間が出来ると思う。

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