うっかりミスを防ぐ?「それは、うっかりミスを認識できていない人の考え方」

うっかりミス

『うっかりミス』

まぁ…この手のミスは「なんか…やっちゃいました⤵」的なミスである。

『ケアレスミス』とか『アテンションミス』なんて、しゃれおつな呼び方まで存在する。

 

で、そんなうっかりミスってのは、誰しもがやるミスである。

やった事が無い人は、この世に一人たりともいないだろう。

そして、そんなうっかりミスをどう認識しているのか?という疑問があるわけである。

うっかりミスにおける認識

うっかりミスを許さない人が多い。

私の場合、うっかりミスは許すとか許さないという次元ではなく、対応できたらそのまま流す。

対応出来なかったら、出来ないなりの対応をするだけ。

許してはいけないものではなく、許すべきものでもなく、どうでもええ事なのである。

うっかりミスが起きると『異常モード』で警告ブザーを鳴り響かせている人達の中で、自分が一人だけ『平常モード』で運転しているため、周りの人たちの反応に対して『異常モード』の警告ブザーが鳴り響くという感じである。

ホンマ、どうでもええ事なのである。

 

誰かのうっかりミスが原因で、自分の手間が大きく増えてしまう事もある。

そんな時でも、私はなぜか『平常モード』なのである。

こんな私を『優しい人』だと勘違いする人も多いのだが、優しいのではなく「どうでもええ」のである。

 

一番比率として多いのは、『許さない』系の人だろう。

そして、そんな『許さない』系の人の裏をかくのが、優しい人を演じる偽善者『許す』系の人。

『どうでもええ』系は、多分一番少ないと思う。

一見『どうでもええ』系に見える、平常を装っているような人はいるかも知れない。

滾る感情を隠そうとする『クール気取り』系。

 

うっかりミスで起こった事態で誰かに感情をぶつけられたりすると、ちょっと感情的になったりはするんだが…。

一応基本的な自分の感情モードとしては、平常運転であんまり動じる事もなくほとんど躍動はない。

しかしながら、自分がうっかりミスをすると、まあまあ人並に動じる。

だって、周りの人が皆『許すまじ』モードになるから。

許さない人だったのであろう自分

ある時、そんなうっかりミスに対して、適切に認識させるべく親から説明を受けた覚えがある。

自分が小学生だか中学生だったか、そんな頃に。

どういう状況だったのかは分からないが、私が『許さない人』である事に親が気付いたのではないかと思う。

将来、経営者になるかも知れない自分の子供の持つ資質として、「こりゃ、いかん」と思ったんだと思う。

 

で、こういう風な認識を教えらえた。

  • ミスは異常事態が起きたのではなく通常起きるものとみなすべし
  • ミスをした者はミスをしたという認識などない
  • 自分達全員が普通にやりよる事である

ミスは起きるものだと常から認識しておくようにって事。

起きるのは普通の事だという事。

「いちいちビックリしてんじゃねぇよ」的な。

 

そして、ミスをした者を咎める人というのは、ミスを起こした人に悪意を感じている者までいるのだが、そもそもミスをした事自体ミスをした人は認識していない。

そんな態度を見て「とぼけやがって!」と思っているようだが、とぼけているわけじゃなく「ホンマに知らん」だけ。

ミスをした本人は『全然分かっちゃいない』系なのが普通なのである。

 

ミスの対応が統括する責任者である経営者という組織もあると思う。

そんな立場に立つと分かるのだが、「どいつもこいつもやりよる」事なのである。

そして、そのどいつもこいつもに経営者である自分も含まれているわけである。

「お前もこの間やらかしたクセに、何で人の事ばっかり言ってんの?」的な。

 

そして、一番認識しなくてはいけない事がこれである。

『ミスをしようとしてミスをする人は決していない』という事。

事に仕事では、ミスをすれば自分が窮地に落ちるという状況になる。

そんな状況を自分から作り出す者などいるはずないのだ。

 

そして最後に念を押す。

「どうして、許せないの?」

「何が許せないの?」

「何がいけないの?」

そして更には顔面で迫って来て脅迫的に教育。

「どうして、ミスに対応できないのぉ?」

「どうして、黙って自分が出来る事をしないんだぁ?」

「なんで、そんな事くらいで騒ぐんだぁ?」

「お前はどうして、そんな事も出来ないんだぁ?」

そして最後にこう来る。

「ちょっとのミスにすら対応できないような奴は、うっかりミスどころじゃない意図的なミスを犯してるって気付けよぉ~」

「そんな奴ぁ~なぁ~、存在している事自体がミスなんだよぉ~」

「要らねぇ奴なんだよぉ~」

ミスなんかどうでもええって理由

「ミスを防ごう」

「ミスを無くそう」

会社組織では、こういう感じで躍起になっている。

そんな事も、ミスを許せない人を増やしてしまう大きな要因であろう。

この考え方が原因で、いつも誰か一人が会社内で大勢の社員達に追い詰められ孤立しているのをよく見かける。

 

ミスがどうでもええという解釈は、ミス予防のボーダーラインが低いからだ。

「会社の外にミスが出ていかない限り、それはミスではない」

「会社内のどこかでミスが止まればいい」

「多少の損失は想定内である」

真面目クズは真面目過ぎて、ミスはあってはならぬものと捉えてしまう。

それをあるものだと認識するだけの事。

 

そして、ミスを発見したならこう思え。

「ミスが見つかって良かった」と。

ミスが社内で事前に見つかった時、経営者って安堵する気持ちが発生したりもする。

「ほぉ~う…ギリギリセーフ!ふぅ~…」みたいな。

損失があるミスも、もちろんある。

でも、社外に出てしまったミスから比べ、社内で見つかるミスは損失が小さい。

製品の引き取りも取引先への謝罪も必要ない。

全部、内々で済ます事が可能なのである。

 

だから、こう思うようにって。

「社員に対して感情を向けるな」

「上に立つ者が感情を出すと、それに他の社員達は過剰反応する」

「自分の中で『ラッキー』くらいに思って、自分の中で完結させろ」

「ちょっとの事でガタガタ騒ぐな!」

 

もちろん、材料の再調達や迫ってくる納期なんて困難もある。

それでも、「そのくらい、どないかせぇや!」なのである。

どないかなったら、それでええだけの事なのである。

大人になってからうっかりミスへの対応に補足が付いた

社会人となりサラリーマンをする私に対して、親はうっかりミスへの対応に補足を付けてきた。

この補足は子供への教育では言ってはいけない、情操教育上よろしくない補足であり、私の親の根性の悪さが滲み出た内容である。

しかしながら、これが一番分かりやすいため補足する事とする。

 

「あのよ~、サラリーマンってあれ何?」

「何かあったら経営者の俺より怒ってる奴いるんだけど?何あれ?」

「意味分かんないんだけど」

 

「何キレてんの?あいつら」

「分かんねぇわ~」

「理解出来ねっ!」

 

「何が起きても給料保証してやってんのに」

「何か起きてもそれで残業して余計に金持って帰るクセに」

「通常、あり得ん状況だぞ」

「商売してる人間からすると、あり得んほどのぬるま湯浸かってんだぞ」

 

「しかも、もっとあり得ん事に『自分は怒っているから対応したくありません』みたいな態度取りくさる」

「なんや?あの態度は!」

「はぁっ⁉はぁっ⁉はぁ〰っ⁉」

「損失出てる状況の中で、いつも以上に金持って帰りくさって!」

 

「そんで、私怒ってますってかぁ〰‼」

「他人のミスは許しませんってかぁ〰‼」

「私は対応したくありませんってかぁ〰‼」

「何じゃい‼あの嫌々そうな態度は〰‼」

「ウラァ〰‼ぶち殺したろかぁ〰‼あいつら〰ぁぁ‼」

 

「あいつら、ちょっと頭おかしいんとちゃうか?」

「あいつら固定給やぞ」

「時間で給料出てるんやぞ?」

「その時間内に何しようが関係もない給料体制なんやぞ」

「時間オーバーしても、それに金がついてくるんやぞ」

「何、仕事選んどるんや?」

「何様のつもりや?」

 

「安定した固定給の分際で、何を仕事選びくさっとるんじゃい〰‼」

「何やあいつら?何なんやあいつら?」

「なぁ?なぁ?なぁ?」

 

「あっ☆分かったぞ」

「あいつらミスの対応は仕事とちゃうって思ってるんやな」

 

「ミスも仕事の一部!」

「ミスの対応も仕事!」

「会社で起きる事は、全部仕事!」

「取引先から金貰う事は、全部仕事!」

金貰える状況まで辿り着かせるための行為は、全て仕事なのですよ。

脇道に逸れても、どうにかして辿り着けって言ってんです。

 

で、最後に

「サラリーマンって…絶対頭腐ってるわ」

「あぁ〰、絶対脳みそ腐ってる、うん、腐ってる」

たかがうっかりミスを許さないという人は、こういう風に見えるらしいんです。

そう、見られているという認識を持つべきなのですよ。

 

うっかりミスをどう認識するかじゃなくて、うっかりミスに対する反応をどう見られているかって事。

「何でそんな事に騒ぐの~?」とか思われながら、

「何で黙ってすぐ対応出来ないの~?」とやきもきされ、

最終的に「脳みそ腐ってる」って結論を勝手に出されてしまう羽目になる。

 

うっかりミスはあってはならぬものであり、許すべきではない。

こういう考え方は一人の社員を追い詰めてしまう状況を作り出してしまうだけ。

そもそもお前らサラリーマンは、金の心配なんかしてないクセに、何でそんな思考回路持ってんの?

ぬるま湯に浸けてあるのに、その感情的な言動って一体どこから来てんの?

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