残業規制のやり方が変わって来たようだ

企業の残業規制のやり方が変化

これまでは社員の残業を時間で管理しようとしてた。

「今月は○○さんは○○時間残業しているので、もうこれ以上残業したら残業時間がオーバーするので控えてください」とか

「ひと月の残業の規定を越えないように」とか

 

これで言う事を聞かない社員が多く、困り果てた企業は残業し過ぎた社員に強制的に休暇を取らせ始めた。

すると、休暇を欲しがりその対応を悪用し始める社員が表れ、余計に業務に悪影響を及ぼし始めた。

 

次に取った企業の対応はこうだ。

人件費をカツカツの予算で括った。

これまで社員に対して「○○時間」とか時間単位を突き付けていた管理職の言い方変わったのだ。

「これ以上残業したら、予算で人件費が賄えない」

「○○さんだけ、人件費がかかり過ぎている状態なんだけど…どうしてそんなに業務に時間がかかるの?」

残業するのは金ばかり掛かる社員

残業を時間で管理しても、社員達は言われている事にピンとこない傾向がある。

『時間を費やす=頑張っている』とか

『時間を費やす=自分は忙しい社員』とか

自分を良いように捉えてしまうのだ。

 

残業を止めさせるために、業務をかなり減らした社員がいる。

その社員の業務を負担したのは、残業しない周りの社員達である。

しかし、その社員は業務をいくら減らしても残業を止めなかった。

いくら残業規制を突き付けても、この社員は『頑張っている』とばかりの態度に出る。

これに管理職も何も言えないで手をこまねいていた。

 

「○○さん…この事業所で用意されている予算では、あなたの残業代が賄えない」

「うちの事業所は本社が金を用意してくれないんだ…残業しないでくれないか」

ついこの間、管理職にこう言われた。

残業を止めない社員の顔を見てみると…おお☆

怯んでいる。

時間を費やしているという表現をすると、自分の事を頑張る社員だとアホな社員は誤解してしまう。

でも、金を食っているという表現をすると、金食い虫だと認識できるようである。

 

残業規制の中で業務を減らしても残業しようとするような社員には、『金』という表現が一番いいだろう。

「お前ばっかり金かかるねん!」

これがベストな残業規制方法である。

もちろんこんな暴言は、業務改善をキチンと施した企業でなくてはやってはいけないよ。

残業している社員を褒めてはいけない

この残業規制の中、それでも残業しようとする社員の周りにはこんなアホな社員がいた。

残業している社員を褒めたり労ったりする社員である。

『残業=頑張っている』と捉えがちな年配の社員。

こういう安易な思考を持つ社員は年配に多い。

会社経営など分かりもしないで雰囲気で物事を判断するほど、景気が良い時代を生きてきた社員というのはバカ単純なのだ。

 

結局のところ、いくら残業規制で時間を縛っても残業をして時間ばかりを頑張ろうとする社員の心の支えになってしまっている。

しなくていい残業を容認してしまい、後押ししてしまうのだ。

残業規制が掛かると事務所は社員が不在となりがらんどうとなる。

誰もいない事務所で1人でいる社員が、頑張っている健気な人に見えたというだけの事。

 

誰もいない事務所で1人で粘るという事が、どういう事なのか分かっていない。

たった1人のために事務所の電気は付けっ放し…。

たった1人のために、業務用のデカいエアコンは付けっ放し…。

たった1人のために、他の社員が稼ぎ出した売り上げはそいつに全て流れていく…。

たった1人のために…会社は損益を垂れ流し続ける。

たった1人のために、社員達は自分の労力をその人物に捧げている。

残業の本質とはこれだ。

 

残業をしている人を、残業の美学を持つバカは『社員達のために』とか『会社のために』とか、そういう感覚で見る。

そうではない。

残業をせず業務を時間内に熟す家に帰った社員が、『残業している社員のために』金を効率よく稼いでくれているのである。

その金を一生懸命むしり取っているのが、何を隠そう残業する社員なのだ。

残業規制が始まっても、現実目にする光景は社員の意識は昔のまんま…。

社員がバカのまま…これで何か変わるだろうか?